菊田拡和

菊田 拡和（きくた ひろかず）

菊田拡和は、2001年7月23日生まれ、茨城県土浦市の出身で、右投右打のプロ野球選手です。現在は読売ジャイアンツに所属し、今後の活躍が期待されている若手選手です。

経歴

プロ入り前

菊田は土浦市立真鍋小学校1年生の時に牛久リトルで野球を始めました。その才能は早くから注目され、U-12日本代表に選ばれ、世界大会に出場する経験をしました。中学校時代は土浦市立土浦第二中学校でプレーし、取手ファイトクラブに所属して全国大会への出場を果たしました。

常総学院高等学校では、1年生の夏からベンチ入りし、2年生の夏には県大会で3番打者を任され、チームを準優勝に導きました。彼は「常総のバレンティン」と称されるほどの打撃力で注目を集めましたが、3年生時には甲子園出場を果たせませんでした。高校生活を通じて、彼は通算58本の本塁打を記録しました。

プロ入り

2019年10月17日、菊田は2019年のプロ野球ドラフトで読売ジャイアンツから3位で指名され、契約金5000万円、年俸600万円で入団しました。背番号は60に決まり、彼のプロ生活がスタートしました。

巨人時代

プロ入りの初年度である2020年には、イースタン・リーグで44試合に出場し、打率は.199、本塁打は1本、打点は10点でした。オフシーズンには、年俸600万円で契約を継続しました。

2022年には、7月18日に一軍に昇格するも、コロナウイルスに感染し、試合出場なしで登録抹消となりました。しかし、二軍では86試合に出場し、打率.251、4本塁打、35打点を記録しました。

2023年は二軍でのスタートとなり、5月8日までの試合で打率.295、4本塁打、10打点を記録。5月9日に一軍に昇格し、同日の試合で代打として初出場を果たしました。6打席に立つも安打は得られず、5月25日に再び登録が抹消されました。シーズン終了後の11月18日、彼の年俸は20万円増の640万円で契約が更新されました。

選手の特徴

菊田は身長182cm、体重94kgという恵まれた体格を活かし、長距離打者としての期待がかかっています。中学時代には陸上部に所属し、砲丸投げで県大会出場を果たしました。特に、50メートル走を6秒3で走り抜ける脚力と、遠投100メートルの強肩を持っています。彼のパワーと身体能力を活かしたプレースタイルは、今後の成長に大きな可能性を秘めています。

記録

• - 初出場: 2023年5月9日、対横浜DeNAベイスターズ
• - 初打席: 同日、9回表に坂本裕哉から遊ゴロ

菊田拡和の今後の活躍が期待される中、彼の成長に注目が集まっています。

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