藤浪駅

藤浪駅について

藤浪駅（ふじなみえき）は、愛知県愛西市諏訪町に位置する名古屋鉄道の津島線に属する駅です。この駅の駅番号はTB06で、普通列車の停車駅として利用されています。また、交通ICカード「manaca」を使用することが可能です。

歴史の概要

藤浪駅は1914年1月23日に開業し、名古屋電気鉄道によって建設された津島線の開業時から存在しています。当初の計画では「諏訪駅」という名称が考えられていましたが、開業に先立ち「藤浪」に改名されました。歴史の中で駅は無人化や再配置などの変化を経験しましたが、1996年に駅員が再配置され、2002年には高架駅化されました。

近年では、2005年にトランパスが導入された後、2011年にはmanacaが利用可能になりました。これに伴う施設 更新も行われ、2002年に始まった駅集中管理システムが導入されており、無人駅としての運営がされています。

駅の構造

藤浪駅は相対式2面2線を持つ高架駅で、ホームの有効長は8両分です。駅は完全に無人で、駅集中管理システムによって須ヶ口駅が管理を行っています。また、各ホームには地上とのアクセスを容易にするためのエレベーターが設置され、利便性が高まっています。

改札口は地上階にあり、自動販売機や自動券売機が設置されています。自動券売機では継続manaca定期乗車券の購入が可能ですが、支払い方法は現金に限定されています。駅前にはロータリーがあり、周囲には男女別々の公衆トイレも完備されています。

利用状況

藤浪駅の利用状況については、近年のデータによると2013年度の1日平均乗降人員は2,922人でした。この数値は名鉄全駅中で145位、津島線の中では8位とされています。また、1992年度には2,456人というデータも存在し、その後の利用者数は増加傾向にあります。特に2018年度には清林館高等学校の新校舎が完成したことで、駅の利用者数が顕著に増加し、周辺の駅を超える結果となりました。

駅周辺の施設

藤浪駅周辺には様々な教育機関や公共施設が点在しています。愛西市立佐織中学校や愛西市立北河田小学校、そして清林館高等学校が近隣にあります。加えて、愛西市役所の佐織庁舎や郵便局、さらにはハローワーク津島なども位置しています。これらの施設の存在は、地域の住民や学生にとって便利な環境を提供しています。

隣接駅

藤浪駅の隣には名古屋鉄道の勝幡駅（TB05）と津島駅（TB07）があり、普通列車が運行されています。特急や急行列車はこの駅を通過するため、普通列車利用者にとっては便利なアクセスが確保されています。

藤浪駅は愛西市の交通の要所であり、地域の発展とともに今後の利用者数の増加が期待される駅です。

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