藤田光里

女子プロゴルファー藤田光里選手のプロフィール

1994年北海道札幌市生まれの藤田光里選手は、女子プロゴルファーとして活躍する実力派です。3歳からゴルフを始め、類まれな才能を発揮。中学時代には北海道女子アマチュアゴルフ選手権で5連覇を達成するなど、早くからその名を轟かせました。

2013年8月、プロテストに合格。同年12月に行われたファイナルクオリファイングトーナメント（QT）では、ルーキーながら6打差をつけてトップ通過という快挙を達成。さらに、LPGA新人戦 加賀電子カップでプロ初優勝も飾り、鮮烈なデビューを飾りました。

2014年1月には、レオパレス21と所属契約を結び、グアムにあるレオパレスリゾート グアムを練習拠点として、さらなる高みを目指してトレーニングに励みました。練習環境は充実しており、ゴルフ場、ホテル、コンドミニアム、スポーツ施設を備えた総合リゾート施設で、最高の環境で技術を磨いていました。

2015年には、フジサンケイレディスクラシックでツアー初優勝。最終日、最終組で迎えた18番ホール、グリーンエッジからの第3打をパターで沈め、バーディーを奪取。通算7アンダーで優勝を掴み取りました。6人が並ぶ大接戦を制した、劇的な勝利となりました。

その後も活躍は続き、2016年には4度のトップ10入りを果たし、シード権を獲得。しかし、2017年には左手の痛みに悩まされ、シード権を失うなど苦しい時期を経験しました。2018年には左ひじの手術に踏み切りましたが、思うような回復には至らず、苦戦が続きました。

それでも藤田選手は諦めませんでした。2019年にはレギュラーツアーへの推薦出場やステップ・アップ・ツアーへの参戦を通して、着実に実力をつけていきました。同年4月のフジサンケイレディスクラシックでは5位タイと復活の兆しを見せると、6月にはステップ・アップ・ツアーのユピテル・静岡新聞SBSレディースで優勝。見事な復活劇を遂げました。

現在、藤田選手はゼビオホールディングスに所属。キャロウェイのクラブ、ボール、ウェア、シューズを使用し、数々のスポンサー企業にも支えられています。ゴルフに対する情熱と揺るぎない努力で、これからも日本の女子ゴルフ界を牽引していく存在となるでしょう。

プライベートでは、実妹もゴルフ経験があり、ファッションモデルとして活動中。姉の試合ではキャディーを務めることもあり、家族の支えが彼女のゴルフ人生を支えていると言えるでしょう。

また、テレビ埼玉の番組「藤田光里のゴルフ偏差値 向上委員会」にも出演するなど、多方面で活躍を見せています。

彼女の今後の活躍から目が離せません。

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