藤道健二

藤道健二（ふじみち けんじ）は、1959年8月24日生まれの日本の政治家であり、元銀行員です。山口県萩市長を1期務めました。

経歴

萩市浜崎新町で生まれ、地元の小中学校を経て、1978年3月に山口県立萩高等学校を卒業。1983年3月には一橋大学経済学部を卒業後、日本長期信用銀行に入行しました。

1999年1月に同行を退職し、同年2月に中小企業金融公庫（現・日本政策金融公庫）に入庫。2016年5月に日本政策金融公庫を退職後、東京都内のプラスチック製品製造会社に転職しましたが、萩市長選挙への出馬を決意し、退職。同年9月に帰省し、12月9日に次期市長選への出馬を表明しました。

2017年3月19日に行われた萩市長選挙では、自民党の推薦を受けた現職の野村興児との一騎打ちを制し、初当選。3月27日に市長に就任しました。その後、自民党に入党しています。

しかし、2021年3月21日に行われた同市長選では、再選を目指しましたが、河村建夫の実弟で元県議の田中文夫に敗れ、落選しました。

政策・主張

2018年には、イージス弾道ミサイル防衛システム「イージス・アショア」の配備計画を受け、弘中勝久山口県副知事らと防衛省を訪れ、大野敬太郎防衛大臣政務官に住民説明会の開催を要求しました。2019年には、イージス・アショアの陸上自衛隊むつみ演習場への配備計画の報告書に誤りがあったことを受け、「調査に対する信頼が損なわれることにもなりかねない」と述べました。岩屋毅防衛大臣は山口県庁で藤道に謝罪しています。

2020年5月25日には、新型コロナウイルス対策の財源に充てるため、自身の6月期末手当を全額カットすると発表しました。

外部リンク

藤道けんじ - 市政再起動。今こそ！
市長室 - 萩市ホームページ

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