蝶花楼桃花

蝶花楼 桃花 (ちょうかろうももか) のプロフィールと経歴

約1981年に東京都で生まれた蝶花楼桃花（ちょうかろうももか）は、現在注目を浴びている女性落語家です。彼女は多彩な経歴を持ちつつも、落語界での存在感をしっかりと確立しています。出囃子は「仙桃」で、所属は東宝芸能と落語協会です。彼女の血液型はAB型です。

専門学校生から落語家へ

桃花さんは、実践学園高等学校を卒業後、尚美ミュージックカレッジ専門学校に進学しミュージカルを学んでいました。幼少期から演劇に親しんでいた彼女は、卒業後に舞台女優を目指し、演劇倶楽部に入るも、そこでの経験を生かして落語の世界へと転身を図ります。

特に、落語家の鈴々舎馬桜の講義を受けたことが、彼女に古典芸能との出会いを与え、その後春風亭小朝のもとで正式に修行することになります。入門当初の前座名は「ぽっぽ」で、その名前は第一次世界大戦の休戦記念日を意識したものでした。

高座への初挑戦

彼女の初舞台は2007年に行われた「小朝・正蔵二人会」で、「狸の札」を演じました。その後、同年新宿末廣亭にて「平林」で寄席デビューを果たし、落語家として本格的に活動を始めます。

二ツ目昇進と改名

2011年には二ツ目に昇進し、芸名を「ぴっかり☆」と改名しました。この名前の背景には、昇進日の11月1日が灯台記念日であることがあると言われています。2018年には男装ユニット「輝美男五」にも参加し、その中で「光」という名前で活動しました。

真打昇進

2022年3月、桃花さんは真打に昇進し、再び名前を「蝶花楼桃花」と改めます。彼女が「蝶花楼」という亭号を名乗るのは、2019年以降初めてのことであり、落語界においても大きな出来事となりました。また、真打昇進披露では「天下一うかれの屑より」を初めて披露しました。挙げた出囃子も、オリジナルの「仙桃」に変更されました。

女性落語家としての挑戦

以降も桃花さんは、その活動を広げ続け、2022年9月にはテレビ番組『笑点』にて女性落語家として初めてレギュラー大喜利の回答者に登場。また、2023年には女性芸人のみで構成した高座「桃組」を開催し、話題に。さらに、2024年7月には特別番組「桃花三十一夜」を開催し、熱心なファンを魅了しました。

プライベートと趣味

プライベートでは、彼女は人気俳優の中村倫也の熱心なファンであり、子どもの頃から宝塚歌劇団のファンでもあったようです。ある時には、AKB48のオーディションに参加したこともあるなど、エンターテイメントへの熱意を表してきました。

まとめ

蝶花楼桃花は、ただの落語家ではなく、多才な才能を持つアーティストとして、演技や落語の枠を超えた活動を展開しています。彼女の今後の活躍がますます楽しみです。

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