警固公園の概要
警固
公園(けごこうえん)は、福岡県
福岡市中央区天神2-2に位置する有名な
公園です。アクセスも良好で、
ソラリアターミナルビルのすぐ裏手にあり、周囲には
ソラリアプラザや警固神社といった施設が隣接しています。この
公園は2011年にリニューアルされ、その成果として2014年度
グッドデザイン賞を始めとする多くの賞を受賞しています。
設備と改装
公園内は入園が無料で、出入りも自由です。地下には
駐輪場と
駐車場が完備されており、移動の利便性も考慮されています。警固
公園は昭和26年に開園以来、多くの市民に親しまれてきましたが、老朽化や安全性の問題が指摘され、
2012年春から
2012年12月までの期間に全面改装が行われました。この改装では、池や展望台が撤去され、見通しの良いデザインが採用されました。デザインコンセプトは「防犯と景観の両立」で、
福岡大学准教授の柴田久氏が監修しました。
防犯対策
改装に伴い、
公園内には「警固
公園安全安心センター」が設置され、天神警部交番や地域防犯団体の拠点が入っています。このセンターにより、
公園内外の監視や警戒が強化され、周囲の違法駐車や青少年犯罪に対する防犯効果が期待されています。また、特攻服が集まる
卒業式の時期には警察官の警戒が行われ、問題行動を未然に防ぐ取り組みが進められています。しかし、2021年頃からは「警固界隈」と称される若者たちが集まる現象が見られ、地域の課題となっています。
迷惑行為と管理
公園のリニューアル後、
スケートボードの利用者が増え、管理者は走行を妨げるマットを設置しました。現在、
スケートボードや自転車は
公園内で禁止されていますが、依然としてごみの放置問題が顕在化し、管理費が増加しています。
新型コロナウイルス感染症による影響
2021年には新型コロナウイルス感染症の影響により、飲酒を行う人が増え、
公園内の通路部分を閉鎖する措置が取られました。このような対策は、その後も続けられており、特にハロウィン期間中には夜間閉鎖が行われることもあります。
イベントと季節の飾り
警固
公園では毎年10月に「ミュージックシティ天神」の会場の一つとして利用され、多くの音楽イベントが行われます。また、
クリスマスシーズンには「天神ヒカリスクエア」として約30万球のイルミネーションで彩られる特別なイベントもあります。
スケートリンクやメリーゴーランドが設置されていた時期もあり、多様なアクティビティが訪れる人々を楽しませています。
アクセスと周辺施設
交通アクセスも便利で、
西鉄福岡(天神)駅や
福岡市地下鉄の各駅から徒歩圏内です。また、周辺には
福岡市役所や中央警察署、
ソラリアプラザ、警固神社など、さまざまな施設が揃っています。近隣のラブエフエムパークサイドスタジオも注目のスポットです。
警固
公園は、その利便性と美しい環境、魅力的なイベントにより、
福岡市民にとって大切な憩いの場となっています。