輪之内町立図書館

輪之内町立図書館の概要

輪之内町立図書館は、岐阜県安八郡輪之内町に位置する公共図書館です。この施設は、輪之内町プラネットプラザの一部として運営されており、地域の文化と知識の拠点となっています。図書館は、1993年の5月22日に開館し、同日に竣工式も行われました。建物は2階建てで、延床面積は689平方メートルに及びます。2020年までに収蔵された本の数は88,968冊に上り、多様な情報源が提供されています。

施設の特徴

輪之内町立図書館には、一般閲覧コーナー、児童図書コーナー、学習室、視聴覚室、AVルーム、そして会議室など、利用者のニーズに応じた多くの施設が整っています。特に、子ども向けの図書コーナーは、児童書や絵本が豊富に揃えてあり、子どもたちの読書の楽しみを広げています。

利用案内

利用時間は午前9時から午後5時までで、毎週月曜日は休館日です。なお、月曜日が祝日の場合はその翌日が休館となります。また、年末年始や館内整理日（毎月最終金曜日）にも休館となるため、訪れる際は注意が必要です。利用者は、1人あたり最大10点までの貸出が可能で、貸出期間は14日間です。

歴史民俗資料館

館内には、輪之内町立図書館の1階に併設された歴史民俗資料館もあります。この資料館では、輪之内町の歴史や文化を学べる貴重な展示物が揃っています。

特に目を引くのは、弥生時代後期の四郷遺跡から出土された土器や、過去の災害時の水位がデジタル表示される「長良川・揖斐川の水位」など、地域の歴史的資料です。入館料は大人110円、子ども（小・中学生）は50円で、開館時間は図書館と同じく午前9時から午後5時までとなっています。

交通アクセス

輪之内町立図書館へのアクセスは便利で、名阪近鉄バスの「輪之内文化会館」バス停から徒歩すぐの位置にあります。また、大垣駅からは「輪之内文化会館」行きのバスが運行されており、岐阜羽島駅からも同様の路線があります。これにより、地域の住民だけでなく、訪問者にとってもアクセスしやすい立地となっています。

周辺施設

図書館の周辺には、輪之内町立輪之内中学校、町役場、町民センター、体育センター、そして保健福祉センターなど、地域の生活を支える施設が揃っています。これにより、図書館利用者はさまざまな公共サービスを受けることができます。

その他の特徴

輪之内町立図書館を中心とする輪之内町プラネットプラザは、ギリシャ神話に由来する名前が多く付けられています。たとえば、輪之内アポロンスタジアムやアーリオンホールといった施設名は、神話のキャラクターにちなんで名付けられています。また、図書館内にはアテネ像も設置されており、訪れる人々に文化的な刺激を与えています。これらの要素が相まって、輪之内町の文化的な中心地としての役割を果たしています。

もう一度検索