辰吉寿以輝

辰吉 寿以輝(たつよし じゅいき)



辰吉寿以輝(たつよし じゅいき)は、1996年8月3日大阪府守口市で生まれた日本のプロボクサーで、プロボクシング界での父・辰吉丈一郎の影響を受けながら自身のキャリアを築いてきました。彼は大阪帝拳ボクシングジムに所属し、スーパーバンタム級の選手として活動しています。

来歴



辰吉寿以輝は父・丈一郎が1997年のWBC世界バンタム級王座奪取の瞬間にリング上に抱き上げられた思い出を持ち、幼少期からボクシングに親しむこととなりました。ボクシングを始めたのは、実は兄の影響であり、父の持つ業績から来る重圧ではなかったと述べています。彼は守口市立第二中学校を卒業後、プロボクサーになるために体重を85kgから20kg以上落とし、準備を進めました。

2014年9月にはプロテストを受ける意思を父に伝え、同年11月には無事プロテストに合格。2015年4月にはプロデビューを果たし、以降、4連勝を含む好成績を収めます。特に2016年10月の試合では初回にダウンを喫しながらも、見事にTKO勝ちを収め、デビューからの連勝を続けました。

試合履歴



2016年12月に結婚した寿以輝は、2019年には日本ランカーと対戦し、勝利を収めるなど着実に成長を遂げていきます。2020年には予期せぬ負傷引き分けとなる試合もありましたが、その後の戦績を振り返ると自己の成長が見て取れます。

2023年8月には約3年ぶりの復帰戦を迎え、見事なTKO勝ちを収めたことにより、今後のタイトル獲得への期待が高まっています。

戦績と今後の展望



辰吉寿以輝のプロボクシングにおける戦績は、16試合中15勝(うち10KO、無敗)と素晴らしいものです。最新の試合では、日本バンタム級10位の与那覇勇気との対戦を控えています。彼の成長は父の名声を受け継ぎつつ、独自の道を切り開いていることを物語っており、今後のさらなる活躍に期待が寄せられています。

脚注



辰吉寿以輝は、父の名を背負いながら、自身の才能と努力によってプロボクシング界での存在感を高め続けています。

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