近藤孝行

近藤孝行の声優プロフィール

基本情報

近藤孝行（こんどう たかゆき）は、1978年6月5日に鳥取県で生まれた日本の男性声優で、現在は青二プロダクションに所属しています。彼の声優キャリアは、アニメやゲームなど多岐にわたる作品での活躍により、多くのファンから支持されています。特に有名な役には、『テニスの王子様』の大石秀一郎や、『逆転裁判』の成歩堂龍一などがあります。また、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の久川鉄道（ぽっぽ）をはじめとする多様なキャラクターを演じており、その幅広い表現力が特徴です。

来歴

近藤は小さな頃から武藤敬司のプロレスファンで、将来はプロレスラーを目指していました。そのため柔道を始め、声やパフォーマンスに自信を持つようになりました。学生時代にはバンド活動をし、声優の道を志しました。鳥取では演技を学ぶ場所が少なく、関西の鉄道会社で働いた後、代々木アニメーション学院を卒業しました。卒業後、三ツ矢雄二が主宰する劇団アルターエゴに加わり、舞台での経験を積んでから声優デビューを果たしました。

デビュー作は1996年放送の『るろうに剣心』であり、2000年代には『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の本田ヒロト役で知られるようになりましたが、2001年には急病で降板し、15年の沈黙を経て劇場版で復帰を果たしました。その後は『Dr.リンにきいてみて!』などの作品で活躍し、2009年からFrankly所属、2017年に再びフリーとなり、その後、BLACK SHIP、青二プロダクションとマネジメント契約を結びました。

声の特徴と役柄

近藤の声はハイバリトンであり、方言は鳥取弁です。彼は多くのアニメに出演しており、その演技の幅は非常に広いです。特に、二枚目なキャラクターやヒーロー役をしばしば担当し、『しろくまカフェ』では一人4役を演じ分けるなど、多彩な声色を駆使します。

趣味とその他の活動

近藤は趣味として、寺社や仏閣の見学、格闘技の鑑賞、歴史の研究、HIP HOP（ダンスやラップ）、旅行を楽しんでいます。また、仏教にインスパイアを受けた漫画『ナヴァグラハ -DefenD 9 Triggers-』の原作者としても活動しています。さらに、同じ年代の声優たちと「DABA」というユニットを結成し、音楽活動にも力を入れています。

彼と小野大輔は声優ユニットD.A.Tを結成し、音楽活動も行っています。また、近藤の歌唱力と作詞能力は高く評価され、多くのイベントや作品でそのスキルが求められることがあります。

出演作品の一部

近藤は数多くのテレビアニメ、劇場アニメ、ゲームなどに出演しています。

代表的なテレビアニメには、『テニスの王子様』や『逆転裁判』のほか、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『しろくまカフェ』などがあります。

ゲームでは、『テニスの王子様』シリーズや、『逆転裁判』シリーズに多く関与しており、また数々のドラマCDや音声出演を果たしています。

結論

近藤孝行は、その多彩な役柄と信頼できる演技力で、日本の声優界において重要な存在です。彼の今後の活動にも注目が集まっています。

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