醍醐大

プロ雀士 醍醐大の軌跡：サラリーマンからMリーガーへ

1976年生まれ、千葉県松戸市出身の醍醐大（だいご ひろし）は、最高位戦日本プロ麻雀協会所属のプロ雀士です。高校時代に膝の怪我でラグビーを断念したことがきっかけで麻雀を始め、慶應義塾大学経済学部在学中には、雀荘でアルバイトをしながらプロ雀士と交流を深めました。

大学卒業後はシステム会社に就職し、営業マンとして働きながら麻雀を続け、2005年に最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストに合格。プロ雀士としてのキャリアをスタートさせました。サラリーマン生活を続けながら、麻雀界での地位を着実に築き上げていきます。2014年には最高位戦Aリーグに昇格、高いレベルで戦い続けました。

2018年にはシステム会社を退職し、IT企業に入社。麻雀講師なども務めながら、麻雀プロとしての活動を本格化させます。そして2020年、その実力を証明するかのように、最高位戦の最高峰タイトルである『最高位』を獲得。さらに同年に『BIG1カップ』でも優勝を果たし、麻雀界におけるトッププレイヤーとしての地位を確固たるものにしました。

醍醐の雀風は、手役を重視しながらも状況に応じて柔軟な選択をするバランス型。自ら「スタンダード」と語るそのスタイルは、長年の経験と研鑽によって培われたものです。インターネット麻雀「天鳳」では「先切り十段」の愛称を持つほどの実力を持ち、天鳳名人戦にも出場するなど、オンライン麻雀でも活躍を見せています。

2023年には、Mリーグドラフト会議にてセガサミーフェニックスから1巡目指名を受け、Mリーガーとして新たな挑戦をスタートさせました。Mトーナメント2023では1回戦を突破し、その実力を見せつけました。

プライベートでは、最高位戦の同期である近藤加那子さんと結婚。趣味はサウナと将棋と多様な一面も持ち合わせています。Mリーグでのキャッチフレーズは「孤高の探求者」。その言葉通り、常に麻雀の探求を続け、さらなる高みを目指し続けています。

経歴

1976年：千葉県松戸市に生まれる
高校時代：ラグビー部に所属するも、怪我により断念
慶應義塾大学経済学部：在学中に麻雀に傾倒
2005年：最高位戦日本プロ麻雀協会プロテスト合格
2014年：最高位戦Aリーグ昇格
2018年：システム会社退職、IT企業入社
2020年：最高位戦第45期最高位獲得、BIG1カップ優勝
2023年：Mリーグドラフトにてセガサミーフェニックスに指名
2023年：Mトーナメント2023 1回戦突破

雀風

手役重視のバランス型
状況判断に優れた柔軟な対応
自身は「スタンダード」と表現
インターネット麻雀「天鳳」十段

人物

本名：清原 大
最高位戦では「キヨさん」と呼ばれることが多い
体格が大きく、彫りの深い顔が特徴
喋り声が設楽統に似ていると言われる
妻は最高位戦の同期である近藤加那子さん
趣味はサウナと将棋
Mリーグでのキャッチフレーズは「孤高の探求者」

戦績

2020年：最高位戦第45期最高位、BIG1カップ優勝
2022年：麻雀最強戦2022 男子プロ王者の帰還 決勝戦2位、最高位決定戦3位
2023年：Mリーグドラフト1巡目指名
その他、数々のタイトル獲得、上位入賞実績あり

メディア出演

映画『麻雀最強戦 the movie』
『麻雀の匠』
* 大和証券Mリーグ ゲスト解説

醍醐大は、プロ雀士としてだけでなく、人間としても魅力あふれる人物です。これからもその活躍から目が離せません。

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