野崎森男

野崎森男：多岐にわたる音楽活動を展開するベーシスト

野崎森男（のざき もりお）は、1977年4月7日生まれ、石川県金沢市出身のベーシストです。実兄はドラマーの野崎真助で、音楽一家に育ちました。1999年にLOOP THE LOOPのベーシストとしてメジャーデビュー後、スタジオミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせました。

多彩なサポート活動とバンド活動

2004年から2018年まで、ポルノグラフィティのライブサポートベーシストを務めたことで広く知られています。その傍ら、自身のバンドCRAP JOEを結成し、ボーカルとベースを担当。THE JERRY LEE PHANTOMにも一時加入するなど、精力的に活動を展開しました。数多くのアーティストのライブにも参加し、その確かな演奏技術で多くのミュージシャンから信頼を得ています。

ソロプロジェクト「森男」の始動と展開

2016年4月には、2011年に休止していたソロプロジェクト「FUZZ-FACTORY」を「森男」と改名し、再始動させました。SUNAO（ギター）、HALNA（ベース）、野崎真助・吉田佳史（ドラム）、中山浩佑（マニピュレーター/トランペット）といった強力なサポートメンバーを迎え、同年6月からライブ活動を本格化。東京、大阪でのスタジオライブや下北沢garageでのワンマンライブ、スリーマンライブなどを開催しました。

2016年11月には初の全国ツアー「森男」LIVE TOUR 秋の陣～紅～を敢行。2017年には2ndアルバム『黒』をリリースし、レコ発ライブやワンマンライブツアー 春の陣～黒～を開催。アコースティックライブツアー～響き～も展開するなど、精力的な活動を続けました。

矢沢永吉のツアーサポートと近年の活動

2018年には、A Sky of Magnoliaのプロデュース・サポートを開始。同年、ポルノグラフィティのサポートを離れ、矢沢永吉のライブツアー「69TH ANNIVERSARY TOUR 2018『STAY ROCK』」に唯一の日本人サポートとして全行程に参加。2019年にも矢沢永吉のライブツアーに参加するなど、その実力が高く評価されています。

近年は、アコースティックライブにも力を入れており、全国各地で「森男」アコースティックライヴ～響き～を開催。2019年にはアコースティックアルバム制作プロジェクトを立ち上げ、精力的に活動を続けています。

影響と使用機材

11歳の時に兄の影響でベースを始め、人間椅子の鈴木研一を尊敬するベーシストとして挙げています。B.C Rich Eagle Bassやフェンダー・ジャズベース、Atlansia Victoriaなど、様々なベースを愛用しており、エフェクターにもこだわりを持っています。

ディスコグラフィー

「FUZZ-FACTORY」名義での『Fuzz Groove Monster』シリーズや『WORLD END』など、「CRAP JOE」名義での『SILENT MONSTER』、「森男」名義でのアルバム『紅』『黒』など、数多くの作品をリリースしています。

野崎森男は、確かな演奏技術と幅広い音楽性で、日本の音楽シーンを支えるベーシストとして、今後の活躍が期待されています。

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