釧路市立美術館

釧路市立美術館：北海道釧路市の文化拠点

1992年11月、複合文化施設「釧路市生涯学習センター（まなぼっと幣舞）」内に「アートギャラリー」として開館した釧路市立美術館。2000年4月には現在の名称に改称され、地域に密着した美術活動を展開しています。

美術館の概要

釧路市立美術館は、大小2つの展示室を備え、常設展と特別展を開催しています。常設展では、釧路ゆかりの作家や作品を展示し、地域の美術史をたどる貴重な機会を提供しています。一方、特別展では、国内外の著名な作家や作品を紹介するなど、多様な企画で来場者を魅了しています。

これらの展示活動に加え、美術館は美術文化の振興にも力を入れています。美術教室やワークショップなどの教育プログラムを実施し、幅広い年齢層の人々に美術に触れる機会を提供しています。また、積極的に地域との連携を図り、学校教育や地域イベントへの協力を積極的に行うなど、地域社会との交流を深めています。

美術館のコレクションは、釧路地方にゆかりのある作家の作品を中心に構成されています。これらの作品は、地域の歴史や文化を反映した貴重な資料であり、研究活動にも活用されています。

アクセスと周辺環境

美術館は、JR釧路駅から徒歩約20分、またはバスで約5分の場所に位置しています。釧路空港からもバスでアクセス可能です。周辺には、北海道立釧路芸術館、市立釧路図書館、幣舞橋、幣舞公園、港文館、釧路フィッシャーマンズワーフMOOなど、様々な文化施設や観光スポットがあり、一日を通して楽しむことができます。

具体的には、JR釧路駅から

徒歩：約20分
くしろバス：「釧路三慈会病院」バス停下車、徒歩約1分

釧路空港からは、バスで約45分、「MOOバスターミナル」下車、徒歩約5分です。

美術館の周辺には、徒歩圏内に北海道立釧路芸術館があり、両館を巡ることで、より充実した美術鑑賞体験が期待できます。また、幣舞公園やフィッシャーマンズワーフMOOといった観光名所も近く、観光と美術鑑賞を組み合わせた旅程も可能です。

開館時間と休館日

開館時間は10時から17時です。夜間開館時には20時まで延長されます。休館日は月曜日、年末年始（12月30日から1月5日）、館内整理日です。事前に確認の上、ご来館ください。

まとめ

釧路市立美術館は、地域に根ざした活動で、市民の文化生活に貢献する重要な役割を担っています。常設展や特別展、美術教室など、多様なプログラムを通して、美術の魅力を発信し続けています。釧路を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

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