鈴木博志

鈴木博志選手のプロフィールとキャリア

鈴木博志（すずき ひろし）は1997年3月22日、静岡県小笠郡大東町（現在の掛川市）に生まれました。右投右打のプロ野球選手で、オリックス・バファローズに所属しています。

経歴

プロ入り前

家業は大工業で、父親が大工そして母親は中国・大連出身という背景を持つ鈴木選手は、小学3年生の時に大坂野球少年団に参加し、野球の道を歩き始めました。当初は捕手としてプレイしていましたが、小学5年生で投手に転向。

掛川市立大浜中学校では、軟式野球部に所属し主にカーブを使った投球で評価されるようになりました。中学3年生の時に硬式野球へ移行し、静岡県の甲子園常連校である磐田東高等学校に進学。

高校入学後は、1年生の夏から控え投手として活躍。自身の能力向上に努め、2年生から3年生にかけて球速も向上しましたが、同時に肘の故障が影響し、思うような成績を残せない時期もありました。引退後に右肘の手術を受け、プロ志望届は提出しませんでした。

社会人野球時代

鈴木選手はヤマハに入社後、リハビリを行いながら体力づくりに取り組み、着実に成果を上げていきました。2017年のドラフトで中日ドラゴンズから1位指名を受け、入団。初年度からオープン戦で好投し、開幕一軍をつかみとりました。

中日時代

2018年は、新人として主に中継ぎからの登板を果たしました。難しいシーズンではありましたが、54試合に登板し、その後も徐々に活躍の場を広げていきました。特に2019年はセットアッパーとしての役割を担い、14セーブを記録しました。しかし安定感を欠き、一時的に守護神を剥奪されることも。

2020年には投球フォームをサイドスローに変更し、その後も困難を乗り越えながら成長を続けました。2022年にはプロ初先発を果たし、注目を浴びました。

オリックス移籍と選手としての特徴

2023年には12月8日、オリックス・バファローズへ移籍が発表され、背番号は66となりました。鈴木選手は157km/hのストレートとカットボール、スライダーも投げこなすパワーピッチャーです。未だ成長が期待される若手選手として、今後の活躍に目が離せません。

パーソナル

鈴木選手の趣味にはゴルフやバスケットボールが含まれ、目標とする選手にボストン・レッドソックスのクローザー、クレイグ・キンブレルを挙げています。彼の投球スタイルやプラクティスは常に改善を求めるものであり、今後の成長が大いに楽しみです。

鈴木博志選手の今後のキャリアにも注目です。

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