長谷川慎

長谷川慎（はせがわ しん）氏は、1972年3月31日生まれの日本の元ラグビー選手であり、現在は指導者としてその手腕を発揮しています。現役時代はプロップとして活躍し、日本代表として40キャップを獲得。その経験を活かし、現在はラグビー日本代表やスーパーラグビーのチームでスクラムコーチを務めています。2020年にはヤマハ発動機のハイパフォーマンスコーチも担当しました。

プロフィール

京都府京都市出身の長谷川氏は、身長179cm、体重102kgという体格を活かしたプレーが持ち味でした。ポジションはプロップ（PR）で、スクラムの要としてチームを支えました。日本代表としての活躍は目覚ましく、そのキャップ数は40に上ります。

ラグビーの道

4歳でラグビーを始めた長谷川氏は、当初フッカーのポジションを務めていました。しかし、東山高等学校に進学後、2年生の時にプロップに転向。花園（全国高校ラグビー大会）にもプロップとして出場しました。その後、中央大学ラグビー部では再びフッカーとしてプレー。大学卒業後は、サントリーに入社しました。

選手としての活躍

1994年、中央大学法学部を卒業後、サントリーに入社した長谷川氏は、1995年には関東代表としてニュージーランド遠征に参加。1997年には対香港戦で日本代表初キャップを獲得。この時はフランカーとして途中出場しました。サントリーでは1997年と1998年度の全国社会人大会で準優勝、2000年と2002年度には日本選手権で優勝するなど、チームの主力として活躍しました。2001年にはサントリー単独チームでウェールズ代表に勝利するという快挙も達成しました。

2003年には、ラグビーワールドカップの日本代表メンバーに選出され、全4試合に出場。その経験は、後の指導者としてのキャリアに大きな影響を与えたと言えるでしょう。2007年に現役を引退後は、指導者の道へ進みました。

コーチとしての活躍

引退後は指導者として、その手腕を発揮。2019年には、ラグビーワールドカップ2019日本代表のスクラムコーチに就任。さらに、2023年のラグビーワールドカップ2023では、日本代表のアシスタントコーチとしてチームを支えました。

競技歴

長谷川氏の競技歴は、以下の通りです。

京都ラグビースクール
七条中学
東山高等学校
中央大学法学部
サントリー

外部リンク

2019 ALL FOR JAPAN TEAM

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