中央大学ラグビー部

中央大学学友会体育連盟ラグビー部（Chuo University Rugby Football Team）

中央大学学友会体育連盟ラグビー部は、東京都八王子市に位置する中央大学のラグビー部であり、関東大学ラグビーリーグ戦グループ2部に所属しています。略称は「中大」または「中央」と呼ばれ、長い歴史を持つチームとして知られています。関東大学ラグビーリーグ戦の設立においても中心的な役割を果たしたことから、その存在感は大きいです。

歴史と成績

このラグビー部は、1972年に関東大学ラグビーリーグ戦での優勝を遂げるなど、数々の栄光を手にしています。また全国大学ラグビーフットボール選手権大会では2回にわたりベスト4まで進出した経歴があります。ただし、2021年には東洋大学との入れ替え戦で敗北を喫し、リーグ戦創設以来初めて2部に降格するという悔しさも味わいました。

主なタイトル

• - 関東大学ラグビーリーグ戦: 1回（1972年）
• - 全国大学ラグビーフットボール選手権大会: 出場16回・最高成績ベスト4（1968、1972年）

最近の戦績

チームは近年、若手選手を中心に成長を遂げており、これまでの古豪の名に恥じない活躍を目指しています。若手選手の育成とチームビルディングに力を入れており、将来への期待も高まっています。選手たちは個々にスキルを磨きながら、チーム全体の強化を図っています。

主な在籍選手

現在の主将は山﨑祥希選手で、フランカー（FL）を務めています。副将には光安喬平選手（フッカー・HO）、鈴木英次郎選手（ロック・LO）、川尻圭人選手（センター・CTB）、大竹幹太選手（CTB）が名を連ねています。これら選手はそれぞれのポジションで重要な役割を果たしており、チームの底上げに貢献しています。

著名な在籍選手

過去には、今里良三選手（SH）、村田義弘選手（NO8）、長谷川慎選手（LO）など、日本代表としての実績を持つ選手が在籍していました。また、元日本体育大学監督の綿井永寿選手や、サントリーサンゴリアスで活躍した小野澤宏時選手といった著名な選手たちも、このクラブの伝統を築いてきました。

競技以外の活動

中央大学ラグビー部は、競技力向上だけでなく、部員の人間形成にも力を入れています。練習だけでなく、各種イベントやボランティア活動を通じて、地域貢献にも取り組んでいます。今年のシーズンには新たに若手選手の強化プログラムを導入し、今後の活躍を期待されるチーム作りを進めています。

終わりに

今後も中央大学ラグビー部は、伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、地域のラグビー文化の発展にも寄与していくことでしょう。観客を魅了するプレイと、熱い戦いを見せることを目指し、選手たちが一丸となって頑張っていくことが期待されます。

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