関口芳史

関口 芳史

関口 芳史氏は、1959年（昭和34年）2月8日に新潟県十日町市で生を受けました。日本の政治家として、現在は同市の市長を務めており、2代目市長として通算5期目の任期中です。

生い立ちと学歴

故郷である十日町市で少年期を過ごし、1971年3月には十日町市立十日町小学校を卒業しました。その後、十日町市立十日町中学校から渋谷区立本町中学校へ転校し、1974年3月に同中学校を卒業しています。高校は東京都立青山高等学校に進学し、1977年（昭和52年）3月に卒業。東京大学法学部で学び、1982年（昭和57年）3月に学業を修めました。

企業人から行政職へ

大学卒業後の1982年4月、野村證券株式会社に入社。金融マンとしてキャリアをスタートさせ、横浜支店などで勤務経験を積みました。海外勤務も経験しており、野村證券のイギリス現地法人である野村インターナショナルにて、中央銀行営業課などに従事しました。1995年（平成7年）に同社を退職し、故郷の十日町市に戻ります。

地元で家業である着物メーカーに入社し、新たな分野での経験を積みますが、2002年（平成14年）3月に退職。翌月の4月には、十日町市の助役に就任し、行政の道を歩み始めました。

三条市での経験と市長への道

2005年（平成17年）3月、市町村合併に伴い十日町市助役の職を離れることとなりましたが、同年7月には、当時の高橋一夫三条市長のもとで三条市収入役に就任します。2006年（平成18年）11月には、新たに市長に就任した国定勇人氏の慰留を受け、再び三条市収入役を務めました。2008年（平成20年）7月22日、三条市収入役を退職します。

十日町市長として

三条市での行政経験を経て、2009年（平成21年）4月26日に執行された十日町市長選挙に立候補しました。当時の現職候補との一騎打ちとなったこの選挙を制し、見事初当選を果たしました。この選挙における当日有権者数は50,158人、最終投票率は83.78%でした。

同年5月1日、第2代十日町市長に正式に就任しました。その後も市民の支持を得て、連続当選を重ねます。

2013年（平成25年）4月21日執行の市長選挙で再選（2期目）。当日有権者数48,239人、最終投票率76.2%。
2017年（平成29年）4月23日執行の市長選挙で3選（3期目）。当日有権者数46,595人、最終投票率73.12%。
* 2021年（令和3年）4月25日投開票の市長選挙で4選（4期目）。当日有権者数46,595人、最終投票率67.25%。

そして、2024年には5期目の当選を果たし、現在も十日町市の市政運営を担っています。過去の投票率の推移を見ると、関口氏が当選を重ねるにつれて、選挙への関心度を示す最終投票率には変動が見られます。

金融業界での経験、家業への従事、そして助役・収入役としての行政経験といった幅広いバックグラウンドを持つ関口氏は、その経験を活かして十日町市の発展に尽力しています。その活動については、十日町市の公式ウェブサイト「市長の部屋」などで知ることができます。

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