雪くま

雪くま

雪くまは、埼玉県熊谷市で地域おこしの一環として誕生した、かき氷のブランドです。夏の暑さで知られる熊谷市が、その気候を逆手に取り、2006年から「あついぞ！熊谷」事業をスタートさせました。雪くまは、この事業から生まれたご当地グルメです。

雪くまの定義

雪くまとして認められるには、熊谷市が定める以下の3つの条件を満たす必要があります。

1. 地元産のおいしい水を使用： 熊谷市の地下水を使用した氷を使用します。
2. 昔ながらの製法で削る： ふんわりとした雪のような口どけになるように工夫されています。
3. 独自のシロップを使用： 各店舗が独自に開発したシロップを使用し、他では味わえない雪くまを提供しています。

これらの条件を満たしたかき氷のみが「雪くま」として販売できます。市に賛同した市内の複数店舗が、それぞれの創意工夫を凝らした雪くまを提供しています。無断で「雪くま」を名乗ることはできません。

埼玉B級ご当地グルメ王決定戦への挑戦

雪くまは、埼玉B級ご当地グルメ王決定戦にも挑戦しています。

2007年：第1回大会（行田市）に出店。あいにくの天候の中、14食中4位となりました。
2008年：第2回大会（さいたま市）では、18食中3位に入賞しました。
2009年：第4回大会（さいたま市）では、5位となりました。

取り扱い店舗数の推移

雪くまを提供する店舗数は年々増加しています。

2006年：12店舗
2007年：16店舗
2008年：19店舗
2019年：31店舗

多くの店舗で雪くまが楽しめるようになり、熊谷市の夏の風物詩として定着しています。

※ 慈げんについて: メディアで度々紹介される人気店「慈げん」は、雪くまとして認定されていません。独自にかき氷を提供している店舗となります。

関連情報

地域おこし
白くま (鹿児島県の氷菓)

外部リンク

雪くま:熊谷市公式ホームページ

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