青森県立保健大学

青森県立保健大学について

青森県立保健大学（Aomori University of Health and Welfare）は、日本の青森県に位置する公立大学で、県青森市浜館に本部があります。1999年に設立され、健康科学に特化した学部を有する大学として知られています。県内出身者が多いことが特徴で、「健康科学部」だけの単科大学です。この大学では、看護学科、理学療法学科、社会福祉学科、栄養学科の4つの学科が設置されており、健康や福祉に関する専門的な教育が行われています。

沿革の概要

青森県立保健大学は、1999年に健康科学部として開学しました。2003年には旧青森高等看護学院の施設を改装し、大学院の健康科学研究科（修士課程）が新たに開設されました。その後、2005年には大学院の博士後期課程も設立され、教育内容をさらに充実させてきました。2008年には公立大学法人としての認可を受け、栄養学科も新設されました。

特筆すべきは、2023年に開設された公衆衛生学修士（専門職）コースです。これは修士号取得を目指すプログラムであり、東北地方においては東北大学に次ぐ新しい試みとなります。

学部構成

青森県立保健大学の健康科学部には以下の4つの学科があります：

• - 看護学科: 看護の専門知識と技術を学ぶプログラム。
• - 理学療法学科: リハビリテーション技術に関する教育を提供。
• - 社会福祉学科: 社会福祉の理論と実践、関連法規の理解を深める。
• - 栄養学科: 栄養に関する科学的知識を基に、健康的な食生活の促進を目指す。

また、大学院では健康科学研究科が設けられており、さまざまな専門的な研究が行われています。

主要な関係者と校歌

青森県立保健大学の歴代学長には初代の新道幸惠氏、2代のリボウィッツよし子氏、3代の上泉和子氏がいます。大学の校歌「新たな未来へ」は、青森県出身のミュージシャン小比類巻かほるによって作詞および作曲されました。

この大学の校舎は著名な建築家黒川紀章によって設計されており、そのデザインも注目されています。

まとめ

青森県立保健大学は、健康や福祉の分野に特化した教育を通じて、地域社会や国家に貢献する人材を育成することを目指しています。地域に根差した教育と研究が行われているこの大学は、今後も更なる発展が期待されており、青森県の未来に貢献する重要な役割を果たしています。

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