音月桂

音月 桂（おとづき けい）

音月 桂は、1980年6月19日生まれの日本の女優で、元宝塚歌劇団雪組のトップスターです。彼女は埼玉県鴻巣市出身で、市立鴻巣中学校を卒業しました。身長は166cmで、血液型はO型。ファンからは「KEI」の愛称で親しまれています。彼女は現在、株式会社キューブに所属し、多岐にわたる舞台や映像作品で活躍しています。

来歴

音月は1996年に宝塚音楽学校に入学し、1998年に84期生として宝塚歌劇団に入団しました。入団試験では4番の成績を収め、宙組の公演「エクスカリバー／シトラスの風」で初舞台を踏みました。1999年には雪組に配属され、早い段階からその才能が注目されました。2001年には「猛き黄金の国」で新人公演初主演を務め、以降も5回の新人公演主演を経験しました。

2006年にはバウホール公演にて初めて単独主演を果たし、その後も数多くの舞台で主役として注目を浴びました。2010年には雪組のトップスターに就任し、翌年の「ロミオとジュリエット」での大劇場トップお披露目を行いました。相手役には舞羽美海を迎え、「仮面の男／ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」の公演でトップコンビとしての新たなスタートを切りました。

2012年には「JIN-仁-／GOLD SPARK!」の東京公演千秋楽をもって舞羽と共に宝塚歌劇団を退団し、その突然の引退は多くのファンに衝撃を与えました。その後は舞台を中心に活動を広げ、さまざまなジャンルでのパフォーマンスを続けています。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

音月桂は数多くの舞台で重要な役を演じ、彼女の演技力が輝く場面を求めて多くのファンが彼女を支持しました。特に彼女は新人公演に多く出演し、顕著な成果を収めました。彼女の代表的な舞台には『エクスカリバー』『ロミオとジュリエット』『仮面の男』『フットルース』などがあり、それぞれで彼女の魅力が光っていました。

宝塚歌劇団退団後の活動

退団後も音月の活躍は続き、舞台だけでなくドラマや映画にも出演しています。2014年には『ブラック メリーポピンズ』で重要な役を演じ、2015年からは『十二夜』や『8月の家族たち』など多彩な作品に取り組んできました。また、映像作品にも幅広く出演しており、テレビドラマでは『GTO 完結編』や『ディア・シスター』などで存在感を示しています。

映画にも挑戦しており、2014年には『想いのこし』に出演。彼女の幅広い演技力は評価され続けており、今後のさらなる活躍が期待されています。

まとめ

音月桂は宝塚歌劇団のトップスターとして多くの成功を収め、その後も舞台・映像で目覚ましいキャリアを築いている実力派の女優です。彼女の表現力豊かな演技と多才な活動は、今後も多くの観客に感動を与えることでしょう。

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