飯田市立旭ヶ丘中学校

飯田市立旭ヶ丘中学校について

飯田市立旭ヶ丘中学校（いいだしりつ あさひがおかちゅうがっこう）は、長野県飯田市大瀬木にある公立中学校です。この学校は市内に9校存在する中学校の一つで、伊賀良地域と山本地域を学区としています。

校歌は1986年に制定され、歌詞は金井直により、作曲は岩河三郎が手がけました。校歌の歌詞には、木曽山脈や赤石山脈に関連するフレーズが含まれており、地域の自然を讃えています。校内には推定樹齢300年のカヤの木が植えてあり、これは学校のシンボルとなっています。このカヤの木は、1985年に天然記念物に指定され、文化祭「かやの木祭」でも大切にされています。

沿革

旭ヶ丘中学校の歴史は1985年に始まります。同年2月に校舎が落成し、4月1日には飯田市立伊賀良中学校と飯田市立山本中学校を統合して開校しました。初めての始業式も同年4月3日に行われ、翌月にはプールが完成しました。

その後も数々の記念碑や施設が設置され、一部の庭や池は地域の教育と文化を象徴する存在となっています。2003年にはフラワー・ブラボー・コンクールで日本植物学会賞を受賞し、以降もさまざまな賞を受けていることは学校の誇りとなっています。

教育目標

当校の教育目標は、「自分を生きる」、「ともに生きる」、「豊かに生きる」の三つで、これに基づいた教育や活動が行われています。生徒の個性を大事にしつつ、協力し合い、豊かな人間関係を築くことを目指しています。

部活動

旭ヶ丘中学校では、運動部と文化部合わせて合計15の部活動があり、市内中学校の中でも最大の規模です。運動部には陸上部、サッカー部、野球部、バスケットボール部などがあり、特にバスケットボール部は全国大会に出場した実績を誇ります。文化部では吹奏楽部が2023年に金賞を受賞するなど、活躍を続けています。

施設概要

学校の施設も充実しています。北教室棟や南教室棟、管理棟、体育館などがあり、特に武道場や50mプールも設備として備えています。校庭は広く、テニスコートや中庭も整備されており、学生活動に役立てられています。

アクセス

旭ヶ丘中学校は国道153号線の近くに位置しており、公共交通機関を利用する際は「茂都計橋」バス停から徒歩約5分で到着します。周囲には自然が豊富で、学校生活を楽しむための良好な環境が整っています。

不祥事

一方で、教育現場には厳しい責任が伴います。2024年11月には、当校の若い教諭が酒気帯び運転を理由に逮捕される事態が発生しました。このような事案は教育を受ける生徒や家庭に影響を与える重大な問題であり、今後の学校としての対応が求められています。

飯田市立旭ヶ丘中学校は、地域に根ざしながら学ぶ生徒たちが、自らの未来を切り開く力を育む場所であり続けます。

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