馬場成志

馬場成志の紹介

馬場成志（ばば せいし）は1964年11月30日生まれの日本の政治家で、自由民主党に所属している。彼は参議院議員を2期務めており、総務副大臣としての地位も持つ。党内では厚生労働大臣政務官、第81代熊本県議会議長など、さまざまな重要な役職を歴任してきた。

経歴

熊本県熊本市小山町に生まれた馬場は、政治家の家庭に育った。特に、父親が熊本県議会議長を務めたことが影響を与えたと思われる。彼は託麻東小学校、二岡中学校、熊本工業高等学校建築科を卒業し、1984年には熊本県産業開発青年隊訓練所を修了した。その後、1991年には熊本市議会の議員選挙において、最年少での当選を果たした。

彼は1997年に熊本市議会を辞職後、県議会に当選し、以降5期を連続して当選した。この間、彼は自民党青年局中央常任委員会の議長や県議会の副議長、さらには議長に就任するなど、着実に政治の要職を歴任していった。2013年には参議院議員に初当選し、2016年には厚生労働大臣政務官に任命される。このように彼は党の内部で重要な役割を果たしており、2023年には総務副大臣として新たな役職に就くこととなった。

政策と主張

馬場の政策にはさまざまな側面があり、特に消費税の引き上げに関しては、計画通りの実施を支持している。また、喫煙対策に関しては、公共の場での禁煙に反対する立場に立っており、飲食店での喫煙者と非喫煙者の分かれについても懸念を示している。

彼は選択的夫婦別姓の導入に対して反対し、憲法第9条の改正を支持するなど、自衛隊の役割に関する考えも持っている。集団的自衛権の行使に賛成し、国際情勢によっては核武装を検討するべきだとも主張している。

また、原発の再稼働と輸出にも賛成し、雇用の金銭解決制度導入にも賛成の立場を取っている。さらに、政治の中でも靖国神社への参拝については問題視しない考えを示している。

人物像

馬場の政治活動は、そして個人としての特徴も多彩だ。かつてはヘビースモーカーとして知られ、1日に3～4箱のタバコを吸うことがあったが、近年は吸いたいときだけを選んで吸っている。また、好きな言葉として「気力に缺くるなかりしか」を挙げている。

統一教会との関係

馬場は2013年に統一教会の関係団体設立に関与し、その後も複数のイベントで実行委員を務めるなど、教団との関係が取りざたされてきた。しかし、近年は政治家としての関係について問われた際に、アンケートに応じなかったことも報道された。

所属団体と支援団体

彼は自由民主党内のたばこ特別委員会の幹事を務めるなど、喫煙政策に力を入れている。また、日本会議や神道政治連盟などの活動にも参加しており、地域の中での影響力を持っている。

馬場成志はその政策立案や人間的背景において、政治家としての特異性を持った人物であり、多くの人々にとって注目される存在である。

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