高山峻野

高山峻野選手のプロフィール

高山峻野（たかやま しゅんや）は、1994年9月3日に広島県広島市西区に生まれた陸上競技の110mハードル選手です。彼はその競技において自己ベスト記録として13秒10を持ち、かつて日本記録の保持者でもありました。現時点ではゼンリンに所属し、陸上競技部で活動しています。身長182cm、体重73kg、血液型はAB型である彼は、趣味として読書やお絵かきを楽しんでいます。

経歴

高山は中学に入学した当初は野球をしており、陸上競技への興味は薄かったものの、中学1年生で広島県中学校陸上競技選手権に参加し予選で敗退した経験がきっかけで、その後は陸上競技へ注力します。中学3年の時には全日本中学体育大会で4位の成績を残しました。

高校は広島工業大学高等学校に進学し、2010年にはその才能が更に開花します。高校3年時の6月には、中国高校新記録となる14秒10を出し、7月の世界ジュニア選手権では初めて日本代表として出場しました。残念ながら予選での結果は5着でしたが、広島県高校新記録を樹立しました。インターハイでは転倒し予選落ちしたため、高校時代は無冠に終わりましたが、教頭の励ましでモチベーションを保っていました。

高校卒業後は、2013年に明治大学法学部に入学。学生時代の2015年には日本選手権で初優勝を飾り、さらに2016年には日本インカレでも優勝を果たします。しかし、2017年に大学を退学し、スポンサーとしてゼンリンに入社。同年の日本選手権では自己ベストの13秒44を記録し優勝を果たしましたが、世界陸上では予選で敗退します。

2018年には、アジア大会に出場し、日本人最高位で3位入賞を達成します。続く2019年5月にはIAAF世界リレー大会で、混合シャトルハードルリレーに挑戦し2位に入賞。6月に布勢スプリントでは日本タイ記録の13秒36を記録して優勝、さらに日本選手権でも優勝を果たしました。7月に行われたオールスターナイト陸上大会では、日本新記録となる13秒30をマークし再び優勝しました。

2020年には木南記念で優勝し、東京オリンピックにも出場。しかし、予選で13秒98のタイムに終わり、敗退する結果となりました。2022年8月にはオールスターナイト陸上でのトライアルレースで優勝し、さらに10月には田島記念大会でも新記録を達成します。

2023年も高山選手は引き続き好調で、室内選手権で60メートル障害に出場し優勝。さらに日本選手権でも良い成績を収め、熱を帯びるアスリートの一人であることを証明しました。アジア選手権では金メダルも獲得し、その後の世界陸上にも出場したものの、準決勝での敗退となりました。

2024年のパリオリンピックでは、予選で出場するも突破を果たせなかったものの、彼のキャリアは多くの人々に影響を与えています。彼の競技人生は数々の挑戦と成果に彩られ、今後の進展にも期待が寄せられています。

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