高岡市営城光寺野球場

高岡市営城光寺野球場

高岡市営城光寺野球場（たかおかしえいじょうこうじやきゅうじょう）は、富山県高岡市に位置しており、城光寺運動公園内にある野球場です。当球場は1973年6月24日に完成し、以来さまざまな野球イベントが開催されています。特に高校野球の公式戦が中心ですが、かつてはプロ野球の試合も行われたことがあります。

施設の概要

高岡市営城光寺野球場は、アマチュア野球界にとって重要な施設で、2007年から2021年の間、ベースボール・チャレンジ・リーグの富山GRNサンダーバーズがホームゲームの一部をここで開催しました。高岡西部総合公園野球場が開設される前は、年間に最も多くの試合が行われていた場でもあり、2013年には10試合が開催された記録があります。また、2017年には地区チャンピオンシップの試合も実施されました。しかし、2022年以降、富山が日本海オセアンリーグに移行したことに伴い、2023年も試合予定が存在しない状態です。

球場の規模と収容能力

この球場のグラウンド面積は約13,680平方メートル、球場全体の面積は17,480平方メートルです。両翼の距離は91メートルで、中堅までの距離は122メートルです。観客の収容能力は、メインスタンドに2,800人、内野スタンドに1,800人、外野スタンドに4,000人を合わせて合計8,600人となっています。

プロ野球の開催実績

高岡市営城光寺野球場では、2018年終了時点でパシフィック・リーグの試合が3試合行われたことがあります。その内訳としては、1976年に南海ホークスが太平洋クラブライオンズと対戦した試合を皮切りに、1977年には阪急ブレーブス、1978年には再び阪急ブレーブスと近鉄バファローズの試合が行われました。特に1976年の試合は、観衆が5,000人を記録するなど、多くのファンに親しまれています。

交通アクセス

球場へのアクセスは非常に便利で、JR高岡駅のバスターミナルから加越能バスを利用し、「富大高岡経由城光寺運動公園」行きで到着できます。また、北信越ベースボールチャレンジリーグの試合が開催される際には、シャトルバスも運行しています。「万葉線米島口駅経由城光寺運動公園」との路線もあり、観客にとって利便性の高い交通システムが整っています。

まとめ

高岡市営城光寺野球場は、アマチュア野球の公式戦が盛んな場であり、過去にはプロ野球の試合も行われてきた歴史ある施設です。今後の野球イベントにも注目が集まる場所として、多くのスポーツファンから期待されています。

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