高橋ソース

高橋ソース株式会社の概要と歴史

高橋ソース株式会社は、埼玉県本庄市に本社を構え、有機ソースやドレッシング、ケチャップの製造・販売を行っている企業です。1946年の創業以来、品質の向上を追求し続けています。

沿革

1946年6月、高橋専蔵氏が埼玉県本庄市において高橋専蔵商店として米穀店を開業しました。これが高橋ソースの出発点となります。1952年には、ソース製造を本格的に開始し、高橋ソース株式会社へと法人化されました。この年、高橋氏が代表取締役に就任し、より専門的な運営を目指すこととなりました。

1980年代に入ると、工場の改築が行われ、品質および生産能力の向上が図られました。1976年には第一期工場改築を実施し、1981年の第二期には充填部門の改築が行われました。1984年には生産量の増加に伴い、消費者向けと業務用の充填ラインが区分され、さらなる生産体制の強化が図られました。

1985年から1986年にかけては焼肉のたれや牛丼のたれ、さらにはハンバーグソースの生産を開始し、特別栽培の野菜・果実を用いた「カントリーハーヴェスト」を発売しました。

1989年4月には国産トマトを使用したトマトケチャップの生産も始まり、この年の進展が同社の知名度を高めました。1992年には資本金の増資も行われ、企業の基盤が強化されました。1993年にはオーガニック専用の第2工場を新設し、オーガニック製品の生産がスタートしました。

1997年にはオーガニック材料を用いたソースやケチャップを発売し、1998年にはQAI認定工場としての認証を受けました。2001年には有機JAS認定製造工場も取得し、有機製品のラインナップを拡充しました。

2003年には新本社工場の新築が完成し、旧工場との統合が進みました。これにより衛生管理の強化や生産能力の向上が実現しました。また、食品衛生規格のISO22000認定も2007年に取得しました。

2010年には有機トマトジュースや有機トマトピューレが発売され、続く2011年には有機バルサミコドレッシングおよび有機レモンドレッシングも登場しました。2012年には新たに高橋亮人氏が代表取締役に就任し、企業運営が行われています。

結論

高橋ソース株式会社は、創業以来の歴史を持ちながら、有機食品への取り組みを進める企業として注目されています。豊かな経験と最新の技術を活かし、消費者に愛される製品を提供し続けています。

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