高知県立牧野植物園

高知県立牧野植物園は、高知県高知市五台山に位置する植物園で、日本の植物分類学の父と称される牧野富太郎博士の偉大な業績を記念して1958年に開園しました。

園内には約3000種もの多様な植物が栽培されており、植物の研究、教育文化の向上、そして産業振興に寄与することを目的としています。また、県民にとっての憩いの場としての役割も担っています。

1999年には、建築家・内藤廣氏の設計による牧野富太郎記念館本館がオープンし、リニューアルされました。2008年には、開園50周年を記念して南園に「50周年記念庭園」が誕生、2010年には新温室がオープンするなど、施設の拡充が図られています。

施設

牧野富太郎記念館本館: 展示室、レストラン、ミュージアムショップ、図書室が設けられています。
牧野富太郎記念館展示館: 展示室とカフェがあります。
日本伝統園芸植物鑑賞棚: 日本の伝統的な園芸植物を鑑賞できます。
土佐寒蘭センター: 土佐寒蘭の保護と知識普及のための施設です。
温室: ジャングルゾーン、ウォーターガーデン、みどりの塔と回廊、展望デッキで構成されています。
カンナ＆ローズ園: カンナとバラが植えられています。
芝生広場: 広々とした芝生広場です。
南園: 竹林寺の旧境内地です。
南園ガーデンショップnonoca: ガーデニンググッズなどを販売しています。
50周年記念庭園: 開園50周年を記念して造られた庭園です。
こんこん山広場: 2019年3月21日にオープンした広場です。
ふむふむ広場: 2019年4月27日にオープンした広場です。
* 植物研究交流センター: 2023年5月20日にオープン。キッズラボ、実験室、レストランがあります。


アクセス

高知駅からMY遊バスで約24分、「牧野植物園前」下車後、徒歩すぐです。高知自動車道高知ICからは車で約20分です。

開園時間

9時から17時まで（年末年始は休園）

その他

名古屋市立大学と連携協定を結び、園内で栽培される植物から抽出した成分を創薬に活用する研究も進められています。

また、近隣には四国八十八箇所31番札所である竹林寺があります。

歴代の園長

初代から17代まで、多くの園長が植物園の発展に尽力しています。

高知県立牧野植物園は、植物愛好家だけでなく、家族連れや観光客にとっても楽しめる魅力的なスポットです。美しい自然の中で、植物の多様性や魅力を存分に体験できます。

もう一度検索