鳥肌実

鳥肌 実 (とりはだ みのる)

基本情報

• - 生年月日: 1970年2月4日
• - 所属: ことり事務所

鳥肌実は、幅広い分野で活躍する日本の芸人、俳優、演説家です。彼の独特なスタイルや経歴は、多くのファンに支持されています。彼は1994年にお笑いの世界にデビューし、一人芝居に近いライブの形式で多くの観客を魅了しました。特に、1998年には18回もの単独公演「卒倒ライブ」を成功させました。

お笑い芸人としての特異性

1999年、日比谷野外音楽堂で開催された「廃人演説」で演説芸を確立し、以来、同会場での単独公演を5年連続で行いました。2000年以降は『鳥肌実 全国時局講演会』を展開し、全国を巡るツアーを行いました。これらの公演は、彼の特異な演説スタイルとユーモアが融合したものであり、観客に強烈な印象を残しました。

特に、2001年には東京ベイNKホールでの「玉砕」と、国立代々木競技場での「万歳革命」という大規模な単独公演を行い、その後のキャリアにおいても大規模なイベントでのパフォーマンスを展開し続けました。

全国時局講演会

鳥肌実は、2000年から2020年にかけて、様々なテーマの全国時局講演会を開催しました。初回の「玉砕演説」、次回の「個人演説会」、さらには「廃人演説」や「我が闘争」など、各回ごとに異なるコンセプトがあり、彼の独自の視点やメッセージを伝えてきました。特に「鳥肌実の轟沈演説」や「ニイタカヤマノボレ」といったタイトルは、観客とのインタラクションを重視した内容が特徴です。

映画と演技

芸人としての活動だけでなく、彼は俳優としても多くの映画に出演しています。そのキャリアの中で、2000年の「けものがれ、俺らの猿と」や、2005年の「タナカヒロシのすべて」では主演を務め、自らの演技能力を発揮しました。また、サブキャラクター役でも多くの注目を集めています。特に「デビルマン」（2004年）や「少女椿」（2016年）など、多様なジャンルでの出演があります。

メディアでの活動

テレビドラマやバラエティ番組への出演も多く、2002年の「愛と青春の宝塚」や「私立探偵 濱マイク」などで印象を残しました。バラエティでは彼のユーモアが際立ち、視聴者からの人気を集めています。

音楽と映像作品

鳥肌実は音楽にも手を広げ、いくつかのCDやビデオをリリースしています。その中には「鳥肌黙示録」や「トリズム」といった作品もあり、過去の活動をまとめた作品がファンの間で好評でした。映像作品としては、DVDやビデオが多く流通し、彼のパフォーマンスを楽しむことができます。

今後の展望

近年も新宿末広亭余一会にゲスト出演するなど、積極的に活動を続けています。彼のユニークな視点や独特なスタイルは、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。これからの活動に注目が集まります。

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