鷹巣中央公園

鷹巣中央公園

鷹巣中央公園は、秋田県北秋田市脇神に位置する都市公園です。かつて「堂ケ岱堤」と呼ばれた農業用貯水池が整備され、市民の憩いの場として親しまれています。

概要

もともと農業用貯水池であった鷹巣中央公園は、魚釣りやジュンサイの採取地として知られていました。昭和27年に秋田魁新報社の「観光秋田三十景」に選ばれてからは、観光地としての人気が高まりました。昭和28年から環境整備が進められ、昭和29年5月には国の認可を受けて「鷹巣中央公園」として正式に誕生しました。

公園内には、ソメイヨシノを中心に約800本の桜が咲き誇り、桜のシーズンには多くの人が訪れます。桜まつり期間中はライトアップも行われ、水面に映る桜並木は幻想的な美しさです。また、ツツジやアジサイ、紅葉など、四季折々の自然を満喫できます。公園のシンボルとなっているのは、堤北側の丘から望む「浮島」のアカマツと、背景にある赤い「風青橋」です。

釣り好きにはヘラブナ釣りの名所として知られており、マブナやコイなども生息しています。沼の周囲にはトリムランニングコースが整備されており、景色を楽しみながらジョギングやウォーキングを楽しむことができます。さらに、野球場やテニスコートなどのスポーツ施設も充実しており、様々なアクティビティを楽しめる公園です。

沿革

1952年（昭和27年）6月20日 - 観光秋田三十景に「鷹巣中央公園」の名称で入選
1954年（昭和29年）5月13日 - 国の認可により「鷹巣中央公園」が誕生
1956年（昭和31年）- 都市公園として決議
1957年（昭和32年）- 風青橋、児童遊園地完成
1973年（昭和48年）- 中の島キャンプ場、老人憩の家「青葉荘」完成
1975年（昭和50年）- 野球場完成
1977年（昭和52年）6月15日 - 新観光秋田三十景に11位で入選
1978年（昭和53年度）- テニスコート完成
1980年（昭和55年度）- トリムランニングコース完成
2017年（平成29年度）- 野球場リニューアル

施設

野球場
キャンプ場
テニスコート（6面）
トリムランニングコース

イベント

桜まつり （4月下旬～5月上旬）

アクセス

JR鷹ノ巣駅より2.8 km・徒歩約35分
鷹巣駅前バス停より
市街地循環バス -「南鷹巣団地」下車徒歩9分
秋北バス 米内沢 - ダム入口線で「中央公園前」下車徒歩1分
鷹巣インターチェンジより車で5分

鷹巣中央公園は、自然と触れ合い、様々なアクティビティを楽しめる場所として、地域の人々に愛されています。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてください。

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