黒羽根利規

黒羽根 利規について

黒羽根利規（くろばね としき）は、1987年6月2日生まれで、神奈川県横浜市港南区出身の元プロ[[野球選手]]です。ポジションは捕手で、右投右打の選手であり、現在はコーチとして活動しています。所属事務所はライツです。

経歴

プロ入り前

幼少期から野球に親しみ、上大岡ハンターズという軟式少年野球部に所属していました。そして、横浜市立上大岡小学校を卒業後、日本大学藤沢高等学校に進学しました。高校では捕手として活躍したものの、高校通算本塁打は1本に留まっており、打撃面での評価は高くありませんでした。しかし、2005年のNPB高校生ドラフトで横浜ベイスターズに3巡目で指名され、契約金3000万円、年俸460万円（推定）で入団しました。

横浜・DeNA時代

2006年、ルーキーイヤーは二軍で26試合に出場しましたが、打率は.171と苦しみ、一軍出場はありませんでした。翌年の2007年も二軍で48試合、打率.224と少しづつ打撃が改善されましたが、依然として一軍出場機会はありませんでした。2008年には５月25日にオリックス・バファローズ戦でプロ初出場を果たし、この年は二軍での活躍が目立ち、フレッシュオールスターゲームにも選出されました。

2009年には一軍に昇格し、スタメンマスクを経験、プロ初安打も記録しました。その後も徐々に出場機会が増え、2010年にはプロ初打点を記録し、ヒーローインタビューも経験。2011年にも45試合出場し、初本塁打を記録しました。2012年には開幕時からスタメンマスクをかぶることが多く、チームの状況も苦しい中で61試合に出場しましたが、その後は経験豊富な捕手にポジションが奪われるなどの苦難が続きました。

2013年には再度一軍に昇格し、打撃も改善の兆しを見せ、キャリアハイとなる30試合に出場。2014年には正捕手として開幕を迎え、シーズンを通して107試合にも出場しましたが、打撃面では苦しみ、2015年は63試合の出場にとどまりました。

2016年は出場機会がなく、一軍には上がれませんでした。2017年にはイースタン・リーグで好調を維持しつつも、一軍には定着できませんでした。

日本ハム時代

2017年7月には北海道日本ハムファイターズに移籍しました。この移籍は、選手間トレードであり、黒羽根にとって新たなスタートとなりました。移籍後は、7月には公式戦に出場し、自身にとって新たな挑戦の場となりました。しかし、出場機会は減少し、2020年には一軍出場がない年を迎えました。11月には戦力外通告を受け、その後引退を表明しました。

現役引退後

引退後は、2021年にベースボール・チャレンジ・リーグの栃木ゴールデンブレーブスでバッテリーコーチとして活動を開始しました。その後、2022年12月に退任し、2023年には四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスで臨時のバッテリーコーチに就任しました。

選手としての特徴

黒羽根は強気なリードと堅実な守備、強肩が特徴の捕手ですが、打撃面での課題も抱えていました。愛称は「バネ」で、上大岡小学校出身であり、少年時代のエピソードも多く、特に横浜ベイスターズの三浦大輔とのバッテリーが実現したことが話題となりました。私生活では2012年に結婚し、家族を支える立場としての意識も強めています。

詳細情報

黒羽根のキャリアには多くの記録が残っており、彼の成績は野球界において多くの人々に記憶されています。彼は今後も野球に関わる形での活動を続けていくことでしょう。

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