F-LINE

F-LINE株式会社：総合物流サービスのリーディングカンパニー

F-LINE株式会社は、東京都中央区に本社を置く、国内有数の総合物流企業です。2019年4月の発足以来、食品業界を中心に、多様な顧客ニーズに対応する高度な物流サービスを提供しています。旧社名は味の素物流株式会社であり、長年の歴史とノウハウを基盤に、現在は味の素グループをはじめ、カゴメ、ハウス食品グループなど、名だたる企業と取引関係を築いています。

幅広い物流サービス

F-LINE株式会社の事業内容は多岐に渡ります。特に食品物流に特化しており、温度管理が求められる冷凍・冷蔵食品の輸送を得意としています。

低温物流

コールドライナーシステムでは、冷凍、冷蔵、常温の全温度帯に対応した共同配送を実現。多様なニーズに対応できる柔軟性と効率性を両立しています。

常温物流

abライナーシステムでは、常温帯の共同配送によって、コスト削減と迅速な配送を両立させています。

国際物流

国際的な物流ネットワークも整備されており、ロサンゼルスに現地事務所、バンコクに現地法人を設置。グローバルなサプライチェーンをサポートしています。

生産物流

味の素グループやJ-オイルミルズといった大手企業の工場と連携し、原材料や製品の輸送、工場内での荷役業務も請け負っています。

内航海運

食油や液体製品の輸送に特化したタンカーや貨物船を保有。海上輸送による効率的な物流システムを構築しています。

堅実な成長と歴史

F-LINE株式会社の歴史は、1952年の株式会社サンミックス設立に遡ります。その後、三宝運輸株式会社、三福株式会社を経て、2000年に味の素物流株式会社として発足。2018年には複数の物流子会社を統合し、さらに2019年にはカゴメ物流サービス株式会社、F-LINE株式会社（旧法人）、九州F-LINE株式会社、ハウス物流サービスの一部事業を統合することで、現在の規模へと成長を遂げました。

主要取引先

F-LINE株式会社は、数多くの企業と取引関係にあります。主な取引先には、味の素グループ各社（味の素、味の素AGF、味の素冷凍食品など）、J-オイルミルズ、ハウス食品グループ各社（ハウス食品、ハウスウェルネスフーズなど）、その他、日本ケロッグ、ヤマキ、外食チェーン（日本ケンタッキーフライドチキン、ピザーラ、ミスタードーナツ、モスバーガーなど）など、業界を代表する企業が名を連ねています。

岩沼物流センター火災と復興

2020年4月、岩沼物流センターが入居する物流施設で火災が発生し、大きな被害を受けました。しかし、F-LINE株式会社は迅速な対応を行い、仙台港物流センターを開設するなど、事業継続に努めました。この出来事は、同社の強靭な事業継続力と迅速な決断力を示す出来事となりました。

まとめ

F-LINE株式会社は、長年の経験と実績、多様な物流サービス、そして堅実な経営基盤を強みに、これからも食品業界を中心とした物流業界をリードしていく存在となるでしょう。 国際的な展開や、新たな技術導入にも積極的な姿勢を見せており、今後の更なる発展が期待されます。

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