∞1

シングル「∞1」（インフィニティイチ）

「∞1」は、日本のロックバンドDo As Infinityがリリースした21作目のシングルであり、約4年ぶりの新作です。このシングルは、彼らのアルバム『ETERNAL FLAME』からの先行リリースであると同時に、再結成後初の作品という特別な位置づけを持っています。

特徴とリリースの背景

「∞1」はクワトロA面シングルとして発表され、これは3曲全てが表題曲ということになります。この形式は、通常のシングルに付属するカップリング曲やインストゥルメンタルバージョンが未収録になっているため、特に注目されました。カップリング曲が収録されないのは「For the future」以来2作ぶりで、メジャーデビュー以来初めてインストゥルメンタルバージョンも含まれていない形になります。このクワトロA面シングルのスタイルは、スタッフの提案によるもので、大渡亮が「表題曲とカップリング曲の分け方に寂しさを感じた」との思いから生まれました。これにより、より強いメッセージ性とまとまりを持った楽曲が集まったのです。

特に、3曲目に収録された「Timeless」は、テレビ東京系列の『激走!GT』のエンディングテーマとしても使用されました。このシングルは、オリコンチャートで初登場10位を記録し、再結成後初めてのトップ10入りを果たした重要な作品です。

各曲の紹介

1. 生まれゆくものたちへ
作詞：Kano Inoue & Junya Urushino、作曲：Yoshihiro Suda、編曲：Seiji Kameda
この曲は、担当スタッフから最も推奨された楽曲で、伴都美子と大渡亮もその選定に同意しました。歌詞は誕生や生命に関するテーマを表現しており、デモ段階からその内容が固まっていたということです。

2. メラメラ
作詞：Kano Inoue & ZENTA、作曲：ZENTA、編曲：Seiji Kameda
この楽曲は初挑戦として位置づけられるもので、テーマはデモ段階から明確に作り込まれていました。大渡亮も「新しい感じ」と言及しています。

3. Timeless
作詞：ZENTA & Tomiko Van、作曲：ZENTA、編曲：Seiji Kameda
この曲は疾走感のあるメジャーセブンスコードが特徴的で、リスナーに強い印象を与えます。

4. Let's get together at a-nation
作詞：Kano Inoue、作曲：Yoshihiro Suda、編曲：Seiji Kameda
タイトルに『a-nation』が含まれているが、最初からイベント用の曲として作られたわけではなく、制作が進むにつれてその形になったことが語られています。

参加ミュージシャン

• - Do As Infinity

- 伴都美子：ボーカルとコーラス (全曲)
- 大渡亮：ギター (全曲)

• - サポートミュージシャン

- 亀田誠治：ベース (#1,3)
- 河村

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