〜河口湖〜 富士山パノラマロープウェイ

〜河口湖〜 富士山パノラマロープウェイ

富士山パノラマロープウェイ（かわぐちこ ふじさんパノラマロープウェイ）は、山梨県南都留郡富士[[河口湖町]]に位置し、富士山麓電気鉄道が運営している索道です。このロープウェイは、河口湖の近くにある天上山に設置されており、山頂駅からは美しい河口湖や雄大な富士山のパノラマが広がります。

歴史

このロープウェイは1958年に事業許可を受け、1959年に河口湖天上山ロープウェイ（河口湖ロープウェイ）として開業しました。2001年には全面改修が行われ、河口湖天上山公園 カチカチ山ロープウェイへと生まれ変わりました。この「カチカチ山」という名称は、太宰治の短編小説「カチカチ山」がその舞台として知られていることに由来しています。新しい設備では、小説に登場するウサギとタヌキのマスコット像が飾られており、山頂にも新たな展望台が設けられました。

2013年には富士山が世界遺産に認定されて以降、外国からの観光客も増え、多くの人々がこのロープウェイを利用しています。2018年には英語名称が「Mt. FUJI PANORAMIC ROPEWAY」に設定され、正式名称も〜河口湖〜 富士山パノラマロープウェイに変更されました。ブランドリニューアル後も、カチカチ山にちなんだマスコット像はそのままの状態で保存されています。

2023年6月1日には、運営が富士急行からその子会社である富士山麓電気鉄道に移管され、新たな運営形態が始まりました。

路線データ

• - 駅数: 2駅（起点と終点を含む）
• - 全長: 460m（傾斜長）
• - 運行方式: 複線交走式
• - 定員: 36名
• - 基数: 2基
• - 所要時間: 約3分
• - 平均勾配: 30°
• - 標高差: 219m

運行形態

普通運賃は大人が片道600円、往復1000円、小人は片道300円、往復500円です。団体割引や障害者割引も利用可能です。また、ペットの同伴も認められており、ケージのサイズに応じた運賃が設定されています（300円または500円、大型ペットは不可）。

営業時間は通常、午前9時から午後5時までで、季節によって若干の変動があります。運行間隔は約5分です。

搬器

ゴンドラは、大阪車輌工業製の1号車と2号車の2基が稼働しています。2015年に導入されたこの3代目のゴンドラは、「富士山詣駕篭」をモチーフにしたデザインで、屋根にはウサギやタヌキのマスコット像が載せられています。2代目ゴンドラは、カチカチ山の火をイメージした塗装が施された1号車や、泥舟をイメージした塗装が施された2号車があり、そのマスコット像は現在も復路乗り場前で飾られています。

駅一覧

• - 河口湖畔駅
• - 富士見台駅（鉄道要覧では「天上山富士見台」と表記）

関連項目

• - 日本の索道

公式ウェブサイトや観光情報を参照することで、より詳細な情報やイベント情報を得ることができます。

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