あかおか駅

あかおか駅について

あかおか駅（あかおかえき）は、高知県香南市赤岡町に所在する土佐くろしお鉄道（TKT）ごめん・なはり線の駅です。駅番号はGN35で、すべての列車が停車します。また、夕方には後免方面から折り返し行きの列車も運行されています。この記事では、現在のあかおか駅の運営状況やその歴史について詳しく説明していきます。1974年3月31日まで同じ場所に存在した土佐電気鉄道安芸線の赤岡駅についても触れます。

歴史

あかおか駅の仮名は「赤岡駅」というものでしたが、2002年7月1日に土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の駅として正式に開設されました。翌年の2003年4月には、駅高架下にキャラクター広場が整備され、地域の活性化に寄与しています。2014年2月27日には、2番ホームの待合室で火災が発生し、復旧まで当該ホームが封鎖され、その間に利用できる一部の列車のダイヤも変更されました。

駅の構造

あかおか駅は相対式ホームを持つ2面2線の高架駅として設計されており、列車の交換が可能です。1番線は主要本線、2番線は副本線として利用されており、全ての定期列車が停車します。通常、方向別にホームが使い分けられますが、折り返し列車の場合は異なるホームを使用することがあります。現在、この駅は無人であり、直接ホームへとアクセスできます。

高架下には、ごめん・なはり線の各駅のイメージキャラクターや、赤岡町のキャラクター「大漁くん」「どろめちゃん」のショーケースが並び、記念歌「走れ！漫画列車」が流れるという楽しみもあります。

のりばの情報

通常、後免・高知方面行きの列車は1番のりばから、安芸・奈半利方面行きの列車は2番のりばから発車します。しかし、夕方の時間帯にあかおか駅から発車する後免方面行きの始発列車や、安芸方面行きの1本は1番のりばから出発することがあります。利用者は事前に時刻表を確認することを推奨します。

駅周辺の施設

あかおか駅の北側には国道55号線が通っており、その沿道には香南市役所赤岡支所や様々な店舗が点在しています。また、徒歩約5分の距離には鳴門競艇の場外売り場「ボートピア土佐」があります。周辺に位置する学校には、高知県立城山高校、香南市立赤岡中学校、香南市立赤岡小学校があります。他にも南国警察署香南警察庁舎、赤岡郵便局、香宗川などが近隣にあります。

文化的な見どころとしては、幕末の絵師・弘瀬金蔵（絵金）に関する資料館「絵金蔵」があります。

イメージキャラクター

あかおか駅のイメージキャラクター名は「あかおか えきんさん」です。このキャラクターは、幕末に赤岡に住んでいた浮世絵師・弘瀬金蔵をモチーフにしており、両手に筆を持っています。また、赤岡町では毎年7月の第3土曜日には「絵金祭り」が開催され、金蔵の屏風絵が展示される伝統行事が行われています。キャラクターのモニュメントは2番ホーム入口の近くに設置されています。

当初は「どろめ」をモチーフにした「あかおかどろめ君」という案もありましたが、地域の意見を受けて現在の絵師のキャラクターに改められました。

隣の駅

あかおか駅の隣接駅には、土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の「のいち駅」があり、接続列車があります。通常の普通列車は「よしかわ駅」と「香我美駅」との間に位置しています。

古記は、かつての赤岡駅に関する歴史も同様の位置にあったため、興味深い対比をなします。興味がある人は、ぜひ訪れてみてください。

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