あま市七宝焼アートヴィレッジ

あま市七宝焼アートヴィレッジ：七宝焼の魅力に触れる

愛知県あま市にあるあま市七宝焼アートヴィレッジは、約180年の歴史を持つ尾張七宝の魅力を伝えることを目的とした施設です。「見て」、「触れて」、「学んで」、「体験する」をテーマに、七宝焼の世界を深く知ることができます。

施設概要

2004年4月に開館したこの施設は、七宝焼に関する様々な展示や体験を提供する「七宝焼ふれあい伝承館」と、利用者の交流の場となる「ふれあい広場」を中心に構成されています。

2010年3月22日には、七宝町があま市に合併したことに伴い、施設名が「七宝町七宝焼アートヴィレッジ」から現在の名称に変更されました。

七宝焼ふれあい伝承館

ふれあい伝承館は、以下の4つのゾーンに分かれています。

導入ゾーン：七宝焼の歴史や概要を紹介
作品展示ゾーン：七宝焼の美しい作品を展示
七宝焼体験ゾーン：実際に七宝焼の制作を体験
動態展示ゾーン：職人による実演を見学

ここでは、七宝焼の作品や道具の展示のほか、七宝焼生産者協同組合の職人が交代で実演や体験教室を行っています。伝統的な技術を間近で見学したり、実際に体験することで、七宝焼への理解を深めることができます。

ふれあい広場

ふれあい広場には散策路が整備されており、四季折々の自然を楽しみながら散策できます。また、利用者同士の交流の場としても活用されています。

天皇皇后両陛下の行幸啓

2019年6月1日には、第70回全国植樹祭に伴う愛知県訪問の一環として、今上天皇・皇后が当施設を訪れました。これは、天皇陛下の即位後、地方への最初の行幸啓として大きな話題となりました。

アクセス

自動車
各線・名古屋駅より約20分
名古屋第二環状自動車道（名二環）「甚目寺南IC」より西へ約5分
公共交通機関
名鉄津島線「七宝駅」下車、徒歩約25分
名鉄バスセンターより名鉄バス津島線「安松」バス停下車、徒歩約15分
あま市巡回バス 各ルート「七宝焼アートヴィレッジ」バス停下車

周辺情報

七宝焼アートヴィレッジの周辺には、尾張七宝に関する史跡や文化施設が点在しています。これらの施設と合わせて訪れることで、より深く七宝焼の世界を堪能することができます。

まとめ

あま市七宝焼アートヴィレッジは、七宝焼の歴史、技術、そして美しさを体験できる貴重な施設です。展示の見学や体験教室への参加を通して、日本の伝統工芸の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。

関連情報

尾張七宝
* 産業観光

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