いかちゃん (お笑い芸人)

いかちゃんについて

いかちゃん（伊ヶ崎恵）は、1996年1月3日生まれの日本のお笑いタレントです。彼女の芸名は本名に由来し、その名から受けたあだ名を使用しています。山口県周南市の出身で、身長は160cm、体重は69.55kg、血液型はB型です。実家は鮮魚店兼居酒屋を営んでおり、2人の弟がいます。

彼女の原点と思い

中学生の頃、文化祭で友人たちと行ったコントがきっかけで、お笑いに興味を持つようになりました。高等学校卒業後、彼女は「スクールJCA」に23期生として入学しました。最初は両親からの反対がありましたが、強い意志で入学を遂げ、その後は両親も応援するようになりました。彼女は人力舎に所属する山崎弘也に憧れており、会えることを夢見ていました。

入学してすぐ、伊ヶ崎は前田明広とコンビ「イベリコ」を結成しました。このコンビは約2年半活動し、彼女は主に前田のネタに頼る形で漫才を展開していました。しかし、2016年に前田が結婚を理由に引退したことで、イベリコは解散しました。

ピン芸人としての活動

コンビ解散後、ピン芸人として活動を始めましたが、初めての頃はネタ作りが苦手だからか、心の空虚感に襲われたと語ります。彼女はその後、独自のユニークなキャラクターを確立し、先輩に「ポテンシャルの塊」と称されるなど、多くの支持を集めています。特に「女性版みやぞん」として注目されており、癒し系の芸人としての地位を築いています。

趣味と特技

いかちゃんの趣味は多岐にわたり、サックスやドラムを演奏すること、K-POPのファンであること、少女漫画の読書に興じています。また特技としては、吹奏楽、特に打楽器演奏や、子供の世話、料理などがあります。特に、実家を手伝うために高校時代に調理師免許を取得しました。魚料理が得意で、大好きな料理は「ぶり大根」です。

M-1グランプリへの挑戦

M-1グランプリには、毎年コンビを組んで出場しており、2017年、2018年には「いかちゃんとギガ」、2019年と2020年には「いかちゃんとコネオ」として参加しています。2021年には青色1号榎本淳とのコンビ「あおりいか」として挑戦しました。

しゅうなんおさかな大使に任命

2024年4月1日から2025年3月31日まで、出身地の周南市および山口県漁業協同組合の「しゅうなんおさかな大使」に任命され活動することが決まりました。これは、地元の魅力を発信する役割を担っています。

演技スタイル

いかちゃんのネタは、フリップネタが中心で、フリップはイカの形をしていることが特徴です。ネタの途中で観客とやりとりを楽しむこともあり、クイズ形式で観客を巻き込むこともあります。アメリカ映画『ピッチ・パーフェクト』からインスピレーションを受けたカップソングを演じることもあり、そのリズミカルなスタイルが受け入れられています。彼女の衣装は、黄色を基調としたシャツに蝶ネクタイ、サスペンダーを組み合わせた明るいスタイルです。

メディア出演

いかちゃんはさまざまなバラエティ番組やドラマに出演しており、多数のレギュラー番組も抱えています。特に、ドランクドラゴンの「バカ売れ研究所」や「ウチのガヤがすみません！」、大河ドラマ「いだてん」などの作品で存在感を示しています。

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