いちにのさんすう

NHK教育テレビの算数教育番組『いちにのさんすう』

『いちにのさんすう』は、1975年4月9日から1995年3月17日までNHK教育テレビジョンで放送されていた、小学校1年生向けの学校放送（教科：算数）番組です。1972年にも6日間限定で同名の番組が放送されたことがありました。

放送時間

本放送

再放送

登場キャラクター

この番組には、個性豊かなキャラクターたちが多数登場し、子供たちに算数の楽しさを伝えていました。

タップ
声 - 喜多道枝
1975年度から1988年度まで主役を務めた、白いおばけのキャラクターです。「タップラトーン！」という掛け声とともに現れ、1日に何度も使うとお腹が痛くなるという設定でした。小学1年生という設定で、「タップラトーン！」の呪文を唱えることで、物と会話したり、様々なことを可能にする能力を持っていました。

ダンプ
声 - 喜多道枝
不定期で登場するタップのいとこで、タップと同じ姿をしていますが、赤い鉢巻をしています。

竹内照夫
1975年度から1978年度まで出演。

吉村よう（ヨシさん）
1979年度から1984年度まで出演。

関俊彦（トシさん）
1985年度から1986年度まで出演。

マジョッタ
声 - 新道乃里子
1987年度から1988年度まで出演。タップを困らせようとする魔女です。

カー子
声 - 新道乃里子
1987年度から1988年度まで出演。カラスのキャラクターです。

さんた
声 - 安永沙都子 → 石川寛美
1989年度からタップに替わって主役を務めた男の子のキャラクターです。問題の解き方がわかると、「ピッカーン！わかったぞー！」と口にするのが特徴でした。

モック
声 - 中村恵子 → 冨永みーな → 篠原恵美
1989年度から出演していた女の子のキャラクターです。

ピョン吉
声 - 向井真理子
1989年度から出演していたカエルのキャラクターです。

ガンマー
声 - 関根信昭
1989年度から出演していた黄色い雲の悪魔です。さんたとモックの邪魔をする一方、解説役も務めていました。人間に変身して意地悪をすることもありました。

番組の特徴

『いちにのさんすう』は、算数を楽しく学べるように、様々な工夫が凝らされていました。キャラクターたちが繰り広げる物語を通して、子供たちは自然に算数の基礎を身につけることができました。また、番組内で使用される歌や音楽も、子供たちの興味を引きつける要素の一つでした。

外部リンク

いちにのさんすう - NHK放送史
NHKエンタープライズ キャラクターページ | いちにのさんすう

この番組は、長年にわたり多くの子供たちに親しまれ、算数への興味を育む上で重要な役割を果たしました。番組の終了後も、その記憶は多くの人々の心に残り続けています。

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