いつかすべての閉ざされた扉が開かれる日まで

織田哲郎 - いつかすべての閉ざされた扉が開かれる日まで

『いつかすべての閉ざされた扉が開かれる日まで』は、織田哲郎が発表した8枚目のオリジナル・アルバムです。本作は、レコード会社を移籍してから初めてリリースされたアルバムという点でも、新たなスタートを切る意味合いを持つ作品となっています。

内容

このアルバムの特徴として、まず挙げられるのは、トラック1と2にインストゥルメンタル楽曲が収録されている点です。これまでの織田哲郎の作品と比較すると異例であり、アルバム全体の雰囲気を落ち着いたものにしています。また、オリジナル・アルバムとしては最も長いタイトルであり、当時としては珍しい日本語のタイトルが付けられています。

また、今作と同日に、シングル「光と影の中で」も発売されています。

批評

音楽雑誌「CDジャーナル」は、本作を「腰のすわったポップ・ミュージックを完成させている。大向う受けはしないが、じっくりと聴かせていく上質のポップス」と評価しています。

収録曲

アルバムには、様々な楽器の音色が織り込まれた楽曲が収録されています。

ミュージシャン

本作には、以下のミュージシャンが参加しています。

織田哲郎 - エレクトリック・ギター (3, 10, 11)、アコースティック・ギター (2)、クラシックギター (3, 4, 5, 7)、シンセサイザー (1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, 10, 11)
葉山たけし - エレクトリック・ギター (1, 5, 6, 10, 11)、ギター・シンセ (1)、シーケンス (1)、シンセサイザー&コンピュータ・プログラミング (1, 2, 3, 4, 5, 6, 8, 9, 10, 11)、エレクトリックベース (2)、シンセサイザー (5)、シンセサイザー・ベース (6)、ドラム・プログラミング (6)
村上"ポンタ"秀一 - ドラム (3, 9, 10, 11)
渡辺直樹 - フレットレスベース (1)
青木智仁 - フレットレスベース (4, 5, 11)
Bobby Watson - フレットレスベース (7)、エレクトリックベース (9, 10, 11)
勝田一樹 - アルトサクソフォーン (5)
斎藤ノブ - パーカッション (6)
大儀見元 - ベルツリー (7)、パーカッション (10)
小島良喜 - アコースティックピアノ (7, 9)

クレジット

長戸大幸 - エグゼクティブ・プロデューサー
白柳龍一 - エグゼクティブ・プロデューサー
海老原俊之 - ディレクター

関連項目

1990年の音楽
* ビーイング

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