いとしのキャサリン

いとしのキャサリン：新潟テレビ21の社歌

『いとしのキャサリン』は、新潟県を放送対象地域とするテレビ朝日系列局、新潟テレビ21（NT21、現UX）のイメージソングおよび社歌として使用されていた楽曲です。

• - 作詞: 秋元康
• - 作曲: 松尾一彦（オフコース）
• - 歌: CoCo
• - 演奏時間: 3分58秒

概要

1983年の開局時にテーマソングとして制作され、同年9月25日の開局前から2006年7月31日まで、オープニングとクロージングで90秒に編集されたものが使用されていました。映像は、模型飛行機が様々な風景を飛ぶ様子を背景に、楽曲が流れました。開局前の試験電波発射時からステレオ放送で使用され、新潟テレビ21がステレオ放送と二重音声放送に対応していたため、この曲もステレオで放送されました。

2006年8月、地上デジタル放送の開始に伴い、コーポレートアイデンティティが導入され、略称が「NT21」から「UX」に変更。これにより、オープニング・クロージングも変更され、『いとしのキャサリン』の使用は終了しました。2008年以降は、『笑顔のつながり～YOU&ME&UX』がイメージソングとして使用されています。

2018年10月には、開局35周年を記念して、60秒に編集された復刻版が期間限定で放送されました。復刻版では、アナログ放送終了に伴い使用されなくなったコールサイン「JOUX-TV」や技術情報、旧ロゴマーク「NT21」がカットされ、歌は2番の歌詞が使用されました。

開局前、新潟テレビ21は新潟市内の繁華街でキャンペーンを実施し、『いとしのキャサリン』を街頭で流したり、オープニング・クロージング映像から放送周波数帯などをカットしたプロモーションビデオを上映しました。また、開局当初には、『いとしのキャサリン』と後述の『1973年のキャサリン』を収録したステレオカセットテープが、抽選で100名にプレゼントされました。

1973年のキャサリン

1983年9月21日に日本コロムビアから発売されたCoCoのアルバム『LOCATION』（AF-7221）には、『いとしのキャサリン』とメロディーは同じで歌詞が異なるアナザーバージョンが収録されました。作詞は秋元康、作曲は松尾一彦、編曲はCoCoが担当。アルバム収録曲「出来すぎたロケーション」とのカップリングでシングルカット（日本コロムビア・AH-375）もされ、前述のNT21開局プレゼント企画のカセットテープにも収録されています。

1984年には、山本コウタローのアルバム『10月の距離』に、飛澤宏元編曲、小林幸司コーラスアレンジによるカバーバージョンが収録されました。

外部リンク

• - NT21・[[新潟テレビ21]](該当ページのリンク)
• - まもる’ずホームページ

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