うぃーく.COM

うぃーく.COMの概要

『うぃーく.COM』は、テレビ宮崎 (UMK) にて2005年7月2日から2012年3月31日まで放送されていた土曜日夕方のニュース番組です。この番組は、地域の出来事を定期的に視聴者に届けることを目的としており、特に宮崎県内のニュースを中心に構成されていました。2006年11月からはハイビジョン制作となり、映像のクオリティ向上も図られました。

出演者

メインキャスターには、テレビ宮崎のアナウンサーである南出雅之さんと荒尾茉紀さんが務めました。番組には途中降板した出演者も多く、2007年3月まで出演していた赤間瞳さんや、他にも鶴田麻貴子、横山美和、高柳美枝子、戸澤愛さんなどが名を連ねました。また、学識者や専門家として新井克弥（宮崎公立大学准教授）、黒木陽子（産業カウンセラー）、江藤敏治（宮崎大学准教授）、外山與子（宮崎県教育委員子育てアドバイザー）、根岸裕孝（宮崎大学准教授）、浜田虔郎（気象予報士）などが出席しました。

番組の主な内容

この番組にはいくつかの特別なコーナーがありました。まずは「ウィークリーフラッシュ」。ここでは、宮崎で起きた1週間の様々な出来事を2部構成で紹介し、視聴者に分かりやすく伝えていました。次に「今週の注目ニュース」では、特に気になる出来事を詳しく解説する特集コーナーが設けられました。さらに、南出キャスターが「なんでやねん!?」と疑問に思ったニュースの詳細を追いかけるセグメントもありました。

「みやざき、あの頃…」というコーナーでは、UMKにストックされた過去のニュース映像が再放送され、視聴者は当時の雰囲気を思い出すことができました。この際のBGMには、その年に流行した曲が使用され、懐かしい気持ちを引き立てました。

加えて、お天気コーナーも設けられ、地域住民の生活に必要な情報を提供する役割も果たしていました。

テーマ曲と放送時間

番組の魅力の一環として音楽も大切でした。初代のオープニング・エンディング曲はMB3による「サタデースマイル」として始まりました。その後、二代目のオープニングにはThe Banglesの「Manic Monday」が採用され、エンディングには今井美樹と小渕健太郎による「太陽のメロディー」が使われました。そして三代目のエンディング曲にはコブクロの「流星」が流れるなど、視聴者に親しまれる音楽が選ばれていました。

放送は土曜日の18:00から18:30まで行われ、2006年10月以降は17:55からに変更されました。

特徴的なエピソードと変遷

番組は開始時に「～UMK news weekly～」というサブタイトルが付いていました。また、2007年からは男女のコメンテーターが週替わりでスタジオに登場するようになりましたが、2010年からはこのコメンテーター制度が廃止され、メインキャスターのみが出演するスタイルに戻りました。

2007年7月14日には台風4号に関する特集に切り替え、榎木田朱美さんが降板後に特別参加するなど、柔軟な対応も見られました。こうした様々な変更を経ながら、『うぃーく.COM』は地域の重要な情報源として長年親しまれていました。

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