うじきつよし

うじきつよしのプロフィール

うじきつよし（本名：氏木 毅）は、日本を代表するバンドマン、俳優、タレントとして広く知られている。1957年9月18日に東京都世田谷区で生まれ、やがて音楽と演技の道へ進むことになる。愛称は「JICK」であり、所属はTRUオフィスに属している。彼の血液型はA型である。

生い立ち

世田谷区立祖師谷小学校から世田谷区立船橋中学校を経て、東京都立大学附属高等学校を卒業したうじきは、大学への進学を選ばず、早くから音楽の道に進む決意をした。彼は、特にロックバンド『KODOMO BAND』での活動が知られており、1980年代にはその名を広めることとなった。

音楽キャリア

『KODOMO BAND』では、ヴォーカリスト兼ギタリストとして活躍。彼は彼自身のスタイルである「ヘルメットアンプ」を用いて演奏し、独自のパフォーマンスを展開した。ライブパフォーマンスの高い評価を受けつつ、珍妙なバンド名から色物扱いされることもあったが、彼の才能は広く認識されていた。特に1984年にはヤマハからシグニチャー・モデルギターが制作され、1985年には限定版が市販された。

TVアニメ『北斗の拳』の主題歌「SILENT SURVIVOR」ではそのバンドでプロデュース、その後の続編『北斗の拳2』の主題歌「TOUGH BOY」にもサウンドプロデュースとして関わった。1988年にバンドは活動を休止するが、彼の目標であった2000本のライブを達成したとき、彼は「もうやり尽くした」と感じたという。以降、他のアーティストのツアーにも参加し、特に吉川晃司との関係からも多くのファンに親しまれている。

2011年には『子供ばんど』の再結成を発表し、25年ぶりにアルバムをリリースしたことでも喜ばれた。

俳優業とタレント活動

うじきは、音楽活動の傍ら、俳優としての道も歩んできた。1989年には映画『226』にて重要な役どころで抜擢され、その後も多くのテレビドラマや映画に出演することになる。市川崑監督にも何度か起用され、俳優として幅広い活動を遂げた。

タレントとしては、フジテレビ系のクイズ番組『カルトQ』の司会者としても知られ、非常に博識な側面を披露した。これによりお茶の間での人気を博し、さまざまなバラエティ番組にも出演してきた。2004年からは『サンデープロジェクト』でメインキャスターとして活躍するなど、報道番組にも出演する。

サッカーへの情熱

うじきは、1993年から『Jリーグ A GOGO!!』の司会を務めたが、彼自身はそれ以前はサッカーにあまり関心を持っていなかった。しかし、番組参加を通じてサッカーの魅力に取り憑かれ、自費で試合観戦を行うほどに。特にUEFAチャンピオンズリーグ番組の司会を2005年から務めたことでも知られる。

プライベート

父は元陸軍大尉であり、戦後にはさまざまな経験をした。うじきの音楽スタイルには、こうした背景が影響しているとも言われている。また、彼の特徴的な見た目は短髪・黒髪に黒縁メガネであったが、最近では白髪セミロングのスタイルに変化している。2015年には一般女性と結婚したことが公表され、音楽と演技のみならず私生活でも新たなスタートを迎えている。

多彩な才能を持つうじきつよしは、これからも日本のエンターテインメントシーンで活躍を続けることが期待されている。

もう一度検索