うわばみ

うわばみとは

うわばみとは、一般的に大きなヘビを指す言葉です。漢字では「蟒蛇」と表記されることもあります。生物学的には、特にボア科に属する大型のヘビを指すことが多いです。

うわばみの語源

日本語において、大きなヘビを指す言葉としては、古くは「おろち」が使われていました。「うわばみ」という言葉は、15世紀頃から「おろち」に代わって使われるようになったとされています。

うわばみの意味

うわばみは、その大きな体と獲物を丸呑みする習性から、伝説上の大蛇を連想させることもあります。また、俗語としては、酒豪や大酒飲みを指す言葉としても使われます。これは、大蛇が大きなものを丸呑みすることから、または日本神話に登場するヤマタノオロチが酒に目が眩んで成敗されたという逸話に由来すると考えられます。

うわばみの分類

生物学的な分類としては、うわばみはボア科のヘビを指すことが多いです。ボア科のヘビは、熱帯地域を中心に生息しており、非常に大きな体を持つことで知られています。代表的な種類としては、アミメニシキヘビやアナコンダなどが挙げられます。

うわばみに関連する言葉

• - 大蛇（おろち）: 古代から使われている大きなヘビを指す言葉。
• - 巴蛇: 中国における伝説上の大蛇。
• - ウワバミソウ: 蟒蛇草、蟒草とも書き、植物の名称。
• - 夏の医者: 俗に大酒飲みのことを指す。

うわばみについてのまとめ

うわばみとは、大きなヘビを指す言葉であり、ボア科のヘビを特に指すことが多いです。また、伝説上の大蛇や、酒豪・大酒飲みを指す俗語としても使われます。この言葉は、その語源や意味合いから、人々の想像力をかき立てる興味深い言葉と言えるでしょう。

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