おかやま桃太郎まつり

おかやま桃太郎まつり

おかやま桃太郎まつりは、岡山県岡山市で行われる夏祭りで、毎年8月の第1土曜日と日曜日に開催されます。この祭りは、2001年に岡山桃太郎まつり、夏まつりおかやま、うらじゃの三つの祭りを統合して始まりました。会場は市内の中心部に位置する旭川河川敷や岡山表町商店街、岡山駅周辺など多岐にわたります。

この祭りは、岡山県、岡山市、岡山商工会議所、さらに在岡のマスメディア各社の共同で運営されています。また、うらじゃの開催については市民ボランティアによる実行委員会が責任を持って行っています。

祭りの始まり当初、土曜日には「桃太郎おどり」、日曜日には「うらじゃ踊り」が行われていましたが、参加者の増加に伴い、次第に「うらじゃ踊り」が主流となりました。特に2006年には「うらじゃ踊り」に約5,000人が参加したのに対し、「桃太郎おどり」は約1,200人に留まりました。このため、2007年からは「うらじゃ踊り」に統一されることとなりました。

また、春に開催されていた大規模な秋祭りは、統合後は行われていませんでしたが、2007年からは新たに「秋のおかやま桃太郎まつり」がスタートし、毎年10月の体育の日の前の土曜日から3日間にわたって開催されています。

放送面では、当初はテレビせとうちが土曜日の夕方に生放送の特番を放送していましたが、現在は岡山放送が日曜日の昼に生放送し、地域のケーブルテレビ局オニビジョンでは、花火大会やうらじゃ踊りの様子を詳しく放送しています。

主な会場

祭りでは多くの会場が利用されます。以下は主な会場の一覧です。

• - 旭川西中島広場（土曜日の花火大会専用）
• - 下石井公園
• - 岡山表町商店街
• - 岡山駅東口前広場
• - 市役所筋
• - さん太広場（山陽新聞本社敷地内）
• - イトーヨーカ堂岡山店前
• - 岡山ドーム（2006年まで）

秋のおかやま桃太郎まつり

秋のおかやま桃太郎まつりは、2007年から新しく始まった祭りで、岡山城天守閣前広場や石山公園、山陽新聞社さん太広場などを会場に行われます。

モモタロウファンタジー

モモタロウファンタジーは、岡山駅東口広場と桃太郎大通りにおいて開催されるイルミネーションイベントです。木や噴水に灯りを施し、岡山の冬の風物詩として地元住民や観光客に親しまれています。毎年12月上旬から下旬頃までの期間、華やかな装飾が施され、町の雰囲気を一層明るくします。

このように、おかやま桃太郎まつりは、地域の文化を体験できる貴重な機会であり、多くの人々に愛されています。

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