おれんじ えひめ

おれんじ えひめのご紹介

おれんじ えひめは、四国開発フェリー、通称オレンジフェリーが運航するフェリーであり、愛媛県西条市の東予港と大阪南港を結ぶ重要な航路を担当しています。このフェリーは、代船のおれんじ8の後任として、あいえす造船本社工場で建造され、2018年に就航しました。

船体と設計

おれんじ えひめの船体は、特徴的なオレンジ色のラインが引かれており、内装には暖色系の配色を採用しています。船型は流線形に設計されており、これにより水の抵抗を最小限に抑えることができ、旧船と比較して燃料消費量を約1割削減することが期待されています。また、本船の就航を受けて、東予港には新しいフェリーターミナルがオープンしています。

船内の特徴

おれんじ えひめの船内は「動く海上ホテル」を理念として設計されています。そのため、全ての客室はプライベート感を重視した個室となっており、日本のフェリーでは初の試みとなっています。お客様の需要を考慮し、大部屋は設けていません。

特に、デラックスシングル客室においては、利用者自身の自転車を直接客室内に持ち込むことができる「マイバイクステイサービス」が提供されています。これにより、自転車旅行を楽しむ方々にとって非常に便利なサービスとなっています。

さらに、車両甲板は、環境に配慮したモーダルシフトによるトラック需要の増加を見込んでおり、旧船よりもトラックの積載量を3割増加させる改良が施されています。これにより、従来の139台から160台のトラックを収容可能になります。

各階の施設

6階

• - スカイラウンジ：展望室であり、美しい海と風景を楽しむことができます。

5階

• - ロイヤルA（2名×2室、ツインベッド）
• - スイート（特等A個室）
• - 洋室（24室）
• - 和室（4名×5室）
• - 和洋室（5室）
• - ペット可の部屋（2名×1室）
• - デラックスシングルwithペット（1名×1室）
• - シングル寝台（14室×8区画）
• - 展望浴室・シャワー室：リフレッシュ設備が充実。
• - ゲームコーナー：乗船中の楽しみを提供。
• - ペットルーム：ペットと一緒に快適に過ごせる空間があります。
• - フォワードラウンジ（特別・特等室利用者専用）

4階

• - ロイヤルB（2名×2室、ダブルベッド）
• - スイート（特等A個室、バリアフリー）
• - デラックスシングル（1等個室）
• - 通常室（49室）
• - バリアフリー室（内側8室・外側9室）
• - シングル寝台：様々なタイプでの宿泊が可能です。
• - レストラン：美味しい食事を楽しむことができます。
• - インフォメーション・キッズスペース：家族連れにも優しい空間。
• - ドライバーレストランと浴室：運転手のための特別なサービスも完備。

このように、おれんじ えひめは、快適な移動手段として、また素晴らしい体験を提供するために様々な工夫が施されています。旅行の際にはぜひ利用してみてください。

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オレンジフェリー公式サイトで最新情報をチェックできます。

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