おーいかごしま96

『おーいかごしま96』の概要

『おーいかごしま96』は、1995年4月3日から1998年10月2日まで放送されていた鹿児島放送の大型ローカルワイドニュース・情報番組です。期間中の約3年半にわたり、平日夕方に生放送され、地域のニュースや生活情報を視聴者に提供していました。

この番組は、前の番組である『KKBワイド96』の後を引き継いで始まり、放送時間も拡大されて17:30からのスタートとなりました。番組の内容は多岐にわたっており、17時台には朝日新聞の夕刊情報や生活関連ニュースが紹介され、CMを経て18時台に突入しました。18時台では、まずテレビ朝日からの全国ニュース『ステーションEYE』が放送され、これが1997年3月31日以降は『スーパーJチャンネル』に変わりました。さらに18時台の後半では、鹿児島県内の特集や天気予報に焦点を当てながら、視聴者に地域の最新情報を届けていました。

番組名の由来

番組名に含まれる「96」は、当時の鹿児島県の市町村数に由来しており、札幌テレビの『どさんこワイド』と同様の名称になっています。このようなタイトルの選択は、地域の特色を強調する意図があったと考えられます。

番組の影響

当初は、金曜日の17:30から17:55に放送されていた『スーパー戦隊シリーズ』も、この番組の放送に影響を受けており、後に遅れネットで別の日に編成されることとなりました。しかし、この影響は1997年の春の改編時に解消され、当時の作品である『電磁戦隊メガレンジャー』が日曜の朝へと移動し、同時ネットとして再編成されました。

放送時間

『おーいかごしま96』は、毎週月曜から金曜の17:30から18:55までの枠で放送され、地域の視聴者に向けた情報提供の役割を担っていました。

歴代の出演者

この番組には多くのキャスターやリポーターが出演しており、百田陽一、指宿泰洋、橋本広美、馬場雄二、池上美弥子、大平かつき（金曜日担当）、柿野賢治などが歴代の出演者として挙げられます。彼らはそれぞれの個性を活かして地域の声を届け、視聴者との関わりを深めていました。

『おーいかごしま96』は、鹿児島県民にとって欠かせない存在であり、地元のニュースや情報を身近に感じることができる貴重な番組であったと言えるでしょう。今もなお、その影響や記憶は地域メディアの発展に寄与しています。

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