お宝発信タワー DAI-NAMO

お宝発信タワー DAI-NAMO

『お宝発信タワー DAI-NAMO』は、中部日本放送（CBC）によって制作されたローカル情報バラエティ番組で、2010年10月13日から2011年9月21日までの期間、毎週水曜日に放送されました。この番組は、明るいエンターテインメントと地域の魅力を融合させ、視聴者に楽しんでもらうことを目的としていました。

概要

この番組は、東海地域の三県、すなわち愛知県、岐阜県、三重県からその土地の「お宝」を発掘し、紹介していく内容でした。ここで言う「お宝」とは、グルメ情報や観光スポット、地元企業など、地域の魅力を表す様々な要素を指します。番組内では東海3県を「アイサンギー」、その地域に住む人々を「アイサンガー」とユニークに表現し、親しみやすさも演出していました。また、2011年4月からは、「ダイナモスペシャル」として冒頭30分が特別編成されて放送されるようになりました。

CBCでは、全36回の放送中に、他のローカル番組と共に週に2回の19時台に放送枠が設けられました。この番組が終了すると、再びTBS制作の番組が同じ時間帯に戻る形となりました。

出演者

この番組のMCはDAIGO（BREAKERZ）が務め、多彩なレギュラーコメンテーターが出演しました。天野ひろゆき（キャイ〜ン）が2010年10月から出演し、また渡部陽一が一時期出演したり、藤岡みなみがアシスタントとして2011年3月まで活動したりしました。その後、南部志穂がバトンタッチしました。

主なコーナー

番組にはいくつかの楽しいコーナーが設けられていました。例えば、DAIGOが「アイサンギー」のお宝なる人物に出会う「DAIGOの輝人（シャイニン）ハント!」や、その地域の美味しい食事を掘り下げる「アイサンギー DAI-グルメ!」、外国人タレントによる旅行記「GO!GO!ぎゃ〜こく人」などがありました。また、岐阜県出身のお笑いコンビ流れ星が土地のお宝を探す「いなか道」や、地域の優れた製品や技術にスポットを当てる「アイサンギーものづくり王国（キングダム）」なども目を引くコーナーでした。

番組の反響

放送中の2011年5月25日、ゲストとして登場した上原美優の出演シーンが全てカットされた出来事があり、これには視聴者から批判が集まりました。また、スタッフや制作チームには様々な役職の人々が関わり合い、高いプロフェッショナリズムが求められました。ナレーションは市川展丈や鈴木麻里子、乱一世により担当され、構成には浜栄一や政池洋佑などが名を連ねていました。

結論

『お宝発信タワー DAI-NAMO』は、東海地域の魅力を引き出すと同時に、スピリットあふれるエンターテインメントを提供した番組でした。その魅力的なコンテンツと多彩な出演者たちによって、多くの視聴者に愛され続けることができました。地域文化の発信と共に、視聴者の心に残る楽しい記憶を創出したこの番組は、ローカルエンターテインメントの一つの成功例と言えるでしょう。

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