お笑いメリーゴーランド

『お笑いメリーゴーランド』は、TBS系列で放送されたお笑いバラエティ特番です。2007年から2008年にかけて放送された『21世紀エジソン』という番組内の1コーナーが元となり、スピンオフ企画として制作されました。この番組の最大の特徴は、メリーゴーランドのように回転するセットの中で、芸人たちがチーム対抗で次々と短いネタを披露していくという斬新なスタイルです。

番組の概要

各チームは、メリーゴーランド型のセットに入り、持ち時間3分以内に次々とネタを披露します。1つのネタが終わるとセットが回転し、次の芸人のネタに移ります。チーム全員でネタを披露することもあり、各チームの個性と団結力が試されます。

審査員は、面白いと感じた時にボタンを押し、得点を加算します。獲得得点の多いチームがセカンドステージに進出し、審査員と観客の得点を合計して最も高い得点を獲得したチームが優勝となります。優勝チームには賞金100万円が贈られます。

放送日時

- 第1回：2008年 3月22日（土）18:55～20:48
- 第2回：2008年 10月16日（木）18:55～20:48
- 第3回：2009年 1月6日（火）21:00～22:48

※第2回放送は、一部地域で放送時間が異なりました。これは、当時の木曜19時台がローカルセールス枠だったため、系列局によっては自社制作番組や他系列局制作の番組を放送していたためです。

MC

- 名倉潤（ネプチューン）
- 竹内香苗（TBSアナウンサー）
- 出水麻衣（TBSアナウンサー）

スタッフ

- チーフプロデューサー：合田隆信（TBS）
- プロデューサー：篠塚純（TBS）、中山拓司（ブラックボックス）
- 総合演出：井手比左士（TBS）
- 編成：三島圭太（TBS）
- ディレクター：前島隆昭、河野安治、千葉博史、中島彰人
- AP：菊池絢子
- 構成：山内正之、鈴木功治、安部裕之、成瀬正人
- 制作協力：ブラックボックス
- 製作著作：TBS

出演芸人

各回には、人気お笑い芸人が多数出演しました。以下は、各回の出演チームと獲得ポイントです。

第1回

- 原口あきまさチーム：220ポイント（2ndステージ：236ポイント）
- ますだおかだ岡田チーム：175ポイント
- TIMレッド吉田チーム：236ポイント（2ndステージ：235ポイント）
- シャンプーハット小出水チーム：104ポイント
- 長州小力チーム：140ポイント
- カトゥー直也チーム：146ポイント
- 友近チーム：282ポイント（2ndステージ：327ポイント）
- FUJIWARA原西チーム：265ポイント（2ndステージ：417ポイント）
- 森三中黒沢チーム：135ポイント
- 小島よしおチーム：164ポイント
- 東京ダイナマイト松田チーム：167ポイント
- ペナルティワッキーチーム：199ポイント
- なだぎ武チーム：247ポイント（2ndステージ：259ポイント）
- 丁半コロコロさがねチーム：144ポイント
- 池乃めだかチーム：216ポイント

※第1回では、チーム成績とは別に、個人で獲得したポイントの上位6組も発表されました。2ndステージ進出枠は上位5チームでした。

第2回

- 小島よしおチーム：615ポイント
- ハリセンボンチーム：736ポイント
- TKO木下チーム：689ポイント
- クールポコ。チーム：1112ポイント（2ndステージ：1285ポイント）
- なだぎ武チーム：816ポイント
- 友近チーム：927ポイント（2ndステージ：1345ポイント）
- 世界のナベアツチーム：1462ポイント（2ndステージ：1257ポイント）
- モノマネチーム：866ポイント
- ペナルティワッキーチーム：897ポイント
- ザ・パンチチーム：929ポイント（2ndステージ：1186ポイント）
- 有吉弘行チーム：895ポイント
- ジョイマンチーム：920ポイント（2ndステージ：1345ポイント）
- 天津木村チーム：1116ポイント（2ndステージ：1555ポイント）
- FUJIWARA原西チーム：1455ポイント（2ndステージ：1292ポイント）

※第2回では、2ndステージ進出枠が7チームに増え、制限時間表示はなくなりました。また、個人ポイントの発表もありませんでした。

第3回

Aブロック

- オードリーチーム：887ポイント（2ndステージ：1208ポイント）
- はるな愛チーム：812ポイント
- モノマネチーム：856ポイント
- 友近チーム：1279ポイント（2ndステージ：1328ポイント）
- TIMレッド吉田チーム：1132ポイント（2ndステージ：1351ポイント）
- 1組1ネタチーム：582ポイント

Bブロック

- 品川庄司庄司チーム：720ポイント
- ますだおかだ岡田チーム：869ポイント
- アンガールズチーム：903ポイント（2ndステージ：1170ポイント）
- 小島よしおチーム：875ポイント
- NON STYLEチーム：1043ポイント（2ndステージ：1229ポイント）
- 漫才チーム：1043ポイント（2ndステージ：1153ポイント）
- 一世風靡チーム：901ポイント

※第3回では、A・Bブロックに分かれ、各ブロック上位3チームが2ndステージに進出しました。制限時間は3分30秒となり、ネタ順も固定ではなくなりました。

優勝チーム

- 第1回：FUJIWARA原西チーム
- 第2回：天津木村チーム
- 第3回：TIMレッド吉田チーム

審査員

各回、豪華な審査員が番組を盛り上げました。

まとめ

『お笑いメリーゴーランド』は、短時間で多くの芸人のネタを楽しめる、スピーディーでエネルギッシュな番組でした。メリーゴーランドというユニークなセットも話題となり、多くの視聴者に愛されました。この番組は、お笑いの新たな可能性を追求し、多くの芸人たちの才能を輝かせた、記憶に残るバラエティ番組と言えるでしょう。

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