お笑い演芸館

お笑い演芸館

『お笑い演芸館』は、2016年4月7日からBS朝日系列で放送されていたお笑いネタ番組であり、2021年4月1日からは『お笑い演芸館VS.』としてリニューアルを果たしました。番組のMCは、お笑いコンビ・ナイツが一貫して務めており、彼らの軽妙なトークが番組の魅力の一つとなっています。

番組の概要

お笑い演芸館とお笑い演芸館+

番組は、舞台が東京・浅草の演芸場「東洋館」に設定されており、ここでは長年活動してきた大物芸人や、M-1グランプリやキングオブコントで優勝した実力派など、名人たちが登場し、長尺のネタを披露します。漫才やコントだけでなく、落語や手品、曲芸、さらには音楽ネタなど、様々なジャンルの「本物の芸」を楽しむことができるプラットフォームとして、多くの視聴者から支持を受けています。

2019年12月1日には、BS民放5局が共同制作した特番において、本番組の特別版が生放送されました。この特番では、ナイツや総合MCの笑福亭鶴瓶、安住紳一郎（TBSアナウンサー）を始めとする多くの芸人が集結し、ひな壇トークやトータライザーを使ったアンケート企画など多彩な企画を展開しました。

お笑い演芸館VS.

2021年のリニューアルに伴い、『お笑い演芸館VS.』として、新たにスタジオ収録形式に変更されました。各回には特定のテーマが設けられ、そのテーマに沿って2組の若手芸人がネタバトルを繰り広げます。この際、3組の出演者が推薦された芸人と共に登場し、競い合う形式となっています。第1回目では「クズ芸人」というテーマのもと、ダイタクと空気階段の二組が激突しました。

主な出演者

主な出演者には、ナイツ（塙宣之・土屋伸之）がMCを務め、特に落語界からは、林家木久扇、三遊亭小遊三、三遊亭好楽など、数多くの名人たちが参加しています。また、笑福亭鶴光や林家たい平なども登場しており、幅広いジャンルの芸が見ることができます。

ゲスト出演者としては、青芝フック、東貴博（Take2）、石倉三郎、神田うの（ハマカーンとのコラボで漫才を披露）など、多彩な面々が顔を揃えています。

スタッフ

番組の技術スタッフや構成作家も非常に多彩で、イラストは堀内肇、構成は増子みつをが担当しています。また、技術協力には複数のプロダクションが名を連ね、スムーズな放送を実現しています。ディレクターにはリップル所属の奥田隆英や、齋藤由和が名を連ね、全体を支えるチーフプロデューサーにはBS朝日の大幸雅弘が務めています。

このように、『お笑い演芸館』および『お笑い演芸館VS.』は、日本の伝統的な演芸を守りつつ、若手芸人の台頭を図るなど、バリエーション豊かなコンテンツを提供する番組です。お笑いの新しい形を探求し続けているこの番組は、視聴者に笑いを届けると同時に、芸人たちにとっても重要なステージとなっています。

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