かいりきベアは、
1988年9月30日生まれの日本のボカロP、
ギタリスト、
ソングライターです。彼の音楽は、中毒性の高いメロディと独特な世界観で多くのファンを魅了しています。
来歴
学生時代に格闘ゲーム『GUILTY GEAR』のBGMに影響を受け
ギターを始め、ヴィジュアル系バンドに加入。バンドでは
ギターを担当し、海外公演も経験しましたが、2011年に脱退しました。その後、
VOCALOIDを用いた楽曲制作を開始し、同年「ワカレノオト。」でデビュー。2012年にはGUMIオリジナル曲「完全懲悪ロリィタコンプレックス」が10万回再生を達成し、
VOCALOID殿堂入りを果たしました。
2015年3月4日には、アルバム『IMITATION GALLERY』でメジャーデビュー。2016年には、ゲーム『#コンパス 戦闘摂理解析システム』のキャラクターソング「アルカリレットウセイ」を提供し、ゲームファンからも注目を集めました。2017年には、漫画アプリ「GANMA!」とのタイアップで、漫画作品「外れたみんなの頭のネジ」を基にした楽曲「レミングミング」を発表しました。
2018年8月には、v flowerのイベントのために書き下ろした楽曲「ベノム」を投稿。翌年から
TikTokでこの楽曲を使用したダンス動画が流行し、
YouTubeで公開された動画は6000万回を超える再生回数を記録する大ヒットとなりました。2020年1月15日にはリミックスアルバム『ベノマ』をリリースし、オリコン週間アルバムチャートで12位を獲得しました。
かいりきベアの楽曲は
小説化もされており、2021年4月にはボカロ楽曲をノベライズした『ベノム 求愛性少女症候群』が
MF文庫Jから発売。2022年2月には、同タイトルのコミカライズ版が
月刊コミックジーンで連載開始されるなど、メディアミックスも展開されています。
2022年6月には、匿名ボーカリストと組んだ音楽ユニット「レトベア」を始動。2024年4月29日には、自身初となるワンマンライブ「病み垢ステロイド」を開催しました。
作品
アルバム
IMITATION GALLERY(2015年)
ベノマ(2020年)
配信限定シングル
(詳細については、公式情報を参照してください)
参加作品
(詳細については、公式情報を参照してください)
楽曲提供
かいりきベアは、多くのアーティストに楽曲提供も行っており、その代表的なものを以下に示します。
あらき
NAKED ECHO
あんふる
AlbaNox
いれいす
VALIS
浦島坂田船
うらたぬき
お暇
缶缶
小泉成器
さくらみこ
SIX SICKS
ストイック高校
すとぷり
センラ
メロ
Sou
そらる
ダウト
ちくわ
天神子兎音
東山奈央
ななもり。×ジェル
ナナヲアカリ
二階堂高嗣
25時、ナイトコードで。
Nexus-Cry
博衣こより
はにすた
ヒカル×麻婆豆腐
聖女れりあ
P丸様。
ベアードアード
まいたけ×ゆぺくん☆★
宮下遊
紫咲シオン
YADHARA
ゆきむら。
ラプラス・ダークネス
莉犬
luz
レトベア
タイアップ
#コンパス 戦闘摂理解析システム
アルカリレットウセイ
アイ情劣等生
音楽的同位体プロジェクト
メスト
クラッシュフィーバー
クロクロクロ
レゾンデートル
タイトー
スターリースタート
GANMA!
レミングミング
Caligula
Q愛セニョリータ
maimai
ブレインジャックシンドローム
書籍
かいりきベア Selection ピアノ・ソロ(2021年)
ベノム 求愛性少女症候群(小説シリーズ、2021年 - )
出演
かいりきベアは、数多くのイベントやライブに出演しており、その一部を以下に示します。
EXIT TUNES ACADEMY FINAL SPECIAL 2014
ヘイセイプロジェクト
超ボカニコステージ@ニコニコ超会議
vflower DJ NIGHT
Vocation Chiba
#コンパスフェス
Live Fes "Vox Box" Tour 2019
つかさしxS!N
宮下遊「青に歩く / 水の狭間」
vocalstock
#COMPASS SECRET PARTY
つかさし生誕ワンマン
Transition Fest
#コンパスフェス 街キャラバン2022
ニコニコ超パーティ2022
Trio Colors Odyssey
病み垢ステロイド 1st ワンマンライブ
宮下遊ワンマンライブ2024 -白紙-
NIGHT HIKE Mid 2024
VOCALOCK MANIA ver.3
備考
「マネマネサイコトロピック」は、
小説化されています。
「ベノム」は、「ダーリンダンス」「失敗作少女」とともに小説化されました。
「ベノム」は、
莉犬に提供した楽曲「ルマ」との関連性が指摘されています。
かいりきベアは、その独特な音楽性と多岐にわたる活動で、今後も多くのファンを魅了し続けるでしょう。