ラプラス・ダークネス

ラプラス・ダークネス：ホロライブを統べる謎多き総帥

ラプラス・ダークネスは、ホロライブプロダクション所属のバーチャルYouTuberであり、バーチャルアイドルです。ホロライブ6期生「秘密結社holoX」のリーダーとして、その圧倒的な存在感と人気を誇ります。愛称は「ラプ様」「ラプsama」「総帥」など、多岐に渡ります。独特のキャラクター性と高いエンターテイメント性で、多くのファンを魅了し続けています。

正体不明の謎めいたキャラクター

彼女のフルネームは「ラプラス・ディア・ハイエストデス・サーティン・ダイナアートオブ・インパクト・サイン・皇・ロード・オブ・The・ダークネス」と、非常に長いものです。本人はこの名前について「適当につけた」と発言しており、その謎めいたキャラクター性を象徴するエピソードとなっています。地球征服を目論むという設定や、首と手足に封印されたという設定、牛のような角と頭上にとまるカラスなど、奇抜なデザインと設定も魅力の一つです。キャラクターデザインは三嶋くろね氏、Live2DモデルはJujube氏によって制作されています。3Dモデル制作者は非公開です。

多彩な才能と個性

ラプラス・ダークネスは、音ゲーと雑談を得意としており、幅広い知識と高いトークスキルで視聴者を飽きさせません。自称読書家であり、配信内では様々な話題を提供しています。一方で、3D酔いしやすいという一面も持ち合わせており、3Dゲームは得意ではありません。また、長時間の配信が苦手で、突然配信を終了することもあるなど、彼女の人間味あふれる部分も魅力となっています。

好きな食べ物は「ママの作ったハンバーグ」、好きな作品はDCやMARVEL映画、好きなタイプはμ'sの園田海未と公言しています。これらの好みに垣間見える彼女の繊細な一面は、多くのファンを惹きつけます。

「山田」という愛称

ラプラス・ダークネスの決め台詞である「刮目せよ！」の後に続く「Yes My Dark!」を略した「YMD」が、ひらがなで「やまだ」と表記されたことから、「山田」という愛称が定着しました。今ではメディアでも使用されるほど、広く認知された愛称となっています。

驚異的なデビューと活躍

2021年11月26日のデビュー配信では、ホロライブプロダクション史上最大の同時視聴者数（16万6759人）を記録するなど、デビュー前からその人気はすでに確立されていました。Twitterのハッシュタグが世界トレンド1位になるなど、センセーショナルなデビューを飾りました。その後も、YouTubeチャンネル登録者数がバーチャルYouTuber史上最速で30万人を突破するなど、記録的な快挙を達成しています。

2022年には3Dモデルもお披露目されましたが、同年12月には精神的不調により活動休止を発表、所属事務所はインターネット上での誹謗中傷撲滅を掲げる声明を発表しました。

2023年2月には活動復帰を宣言、カバー曲を投稿し、高い再生回数を記録。同年7月にはチャンネル登録者数100万人を達成するなど、更なる活躍を見せています。

多方面での活躍

ラプラス・ダークネスは、雑誌への出演や、ゲームへの参加など、多方面で活躍しています。出演した雑誌には『アニメージュ』『VTuberスタイル』『コンプティーク』『花とゆめ』などがあり、また『キュービックスターズ』や『妖怪ウォッチ ぷにぷに』といったゲームにも登場しています。さらに、ホロライブのイベントにも参加、日清食品や東プレなど、数多くの企業とのコラボレーションも展開しています。

彼女の活動は、バーチャルYouTuberという枠を超え、エンターテイメント業界全体に大きな影響を与え続けています。これからも、ラプラス・ダークネスの活躍から目が離せません。

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