かほく市消防本部

かほく市消防本部の概要

かほく市消防本部は石川県かほく市に位置し、市域全体を管轄しています。作業拠点はかほく市内日角3丁目1番地にあり、その管内面積は約64.76平方キロメートルです。消防本部の職員数は55人で、地域の安全を守るために日々の業務に努めています。

設備と機械

同消防本部は、消防署が1か所、分署が1か所設置されており、以下の主力機械を保有しています（2006年4月1日時点）：

• - 普通消防ポンプ自動車：2台
• - 水槽付き消防ポンプ自動車：2台
• - 高規格救急自動車：2台
• - 救助工作車：1台
• - 指揮車：1台

これらの機材を用いて、迅速かつ適切な火災・救急対応を行う体制が整っています。

歴史

かほく市消防本部の歴史は1972年に遡ります。この年、河北郡内灘町、宇ノ気町、七塚町、高松町の4町が共同で河北郡救急業務事業組合を設立し、救急業務の提供を開始しました。最初の救急業務は1972年11月1日からスタートしました。その後、1974年には内灘町が独自に内灘町消防本部を設置し、1977年には他の3町で河北広域消防事務組合を設立して共同で消防業務を行う体制へと移行しました。

組合と消防本部のシステムは、地域のニーズに応じて変化していきました。1977年には新たに消防本部・消防署・高松分署が落成し、1978年には救急自動車を高松分署に配置しました。これにより、救急医療体制も充実し、地域住民への迅速な救急対応が可能になりました。1995年には高規格救急自動車が導入され、救急救命士が本格的に活動を始めることとなりました。

2004年3月1日、宇ノ気町、七塚町、高松町の合併によってかほく市が設立され、同時に河北広域消防事務組合も解散し、かほく市消防本部が設立されました。この頃から新しい消防本部が単独で消防業務を行い、地域に密着した活動を続けています。

組織体制

かほく市消防本部は、組織として本部内に消防課と予防課を有しています。これらの部署が連携しながら、火災防止や災害対策、教育啓蒙活動にあたることで市民の安全を確保しています。

結論

かほく市消防本部は、地域住民の安全な生活を支えるため、長年にわたり確固たる基盤の上で活動を続けています。これからもさらなる充実と地域に寄り添ったサービスの提供を目指していくことでしょう。消防本部の公式ウェブサイトでは、最新情報や地域の防災活動についても発信されていますので、ぜひご覧ください。

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