きしゅう君

きしゅう君：和歌山県警察のマスコットキャラクター

きしゅう君は、1994年7月1日に誕生した和歌山県警察のマスコットキャラクターです。その愛らしい姿は、県民に親しまれ、防犯活動のシンボルとしても活躍しています。

デザインと特徴

きしゅう君は、和歌山県原産の紀州犬をモデルにしています。白い被毛が特徴で、警察官の制服を着用しています。階級章は警部のように見えますが、和歌山県警警務課によると「きしゅう君には階級はない」とのことです。

活動内容

きしゅう君は、和歌山県警察の様々な活動や行事に登場し、県民との交流を深めています。交通安全運動や防犯キャンペーンなどのイベントに参加し、子どもたちに交通ルールや防犯意識を啓発しています。また、県警察本部の庁舎では、携帯電話用ストラップ、ぬいぐるみ、車用ミニマスコット、金属製しおり、子供用Tシャツなどの関連グッズが販売されています。非売品としては、きしゅう君のイラスト入りドライビンググローブやTシャツも存在します。

防犯活動への貢献

きしゅう君は、防犯活動においても重要な役割を担っています。

きしゅう君の家

和歌山県では、子どもたちを犯罪から守るため、「きしゅう君の家」という取り組みを行っています。これは、地域住民や事業者が、趣旨に賛同し、防犯ポスターを掲示することで、子どもたちが緊急時に駆け込める場所を提供するものです。きしゅう君の家は、子どもたちの安全を守るための地域ネットワークの重要な拠点となっています。

きしゅう君のくるま

2006年2月1日からは、「きしゅう君のくるま」という活動も開始されました。これは、和歌山県警本部以外の知事部局などの公用車約1,000台と、趣旨に賛同した関西電力やヤマト運輸が保有する自動車を「きしゅう君の家」の移動版として活用するものです。これらの車両には、きしゅう君のステッカーが貼られ、地域を巡回することで、子どもたちに対する犯罪抑止効果が期待されています。県内ほぼ全域で保護活動が行える体制が整えられています。

まとめ

きしゅう君は、和歌山県警察のマスコットキャラクターとして、県民に愛され、親しまれています。その愛らしい姿は、県民の防犯意識を高め、地域安全活動を促進する上で、大きな役割を果たしています。きしゅう君の活動は、和歌山県の安全・安心な街づくりに貢献しています。

関連項目

官公庁のマスコットキャラクター一覧
犬のおまわりさん（童謡）

外部リンク

和歌山県警察
きしゅう君の家

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